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世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する 作者:月夜 涙(るい)

第五章:暗殺者は刃を研ぐ

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第八話:暗殺者は踊る

7/1(月)に暗殺貴族二巻が角川スニーカー文庫から発売しました!

大幅な加筆修正と、マーハとエポナがもっと好きになれる、すごく力作の書き下ろしが読めるので書籍化版も是非!

 フラントルード伯爵の王都観光案内はとても良かった。

 王都の良さを知り尽くしているし、トークがうまく、気配り上手。

 立ち振舞は洒落ている。

 ……実に貴族らしい貴族だ。


 女性にモテるタイプ。ただ、問題は根底に選民意識が見え隠れしているところ。

 よくいる貴族至上主義者。

 貴族社会での悪評で貴族の女たちは近づいて来ず、彼はプライドから一般の女には手を出さない。

 だからこそ、孤独になり、褒められることに飢えていた。

 非常にやりやすい。

 心の隙間に入り込み放題だ。


「ルー、王都は気に入りましたか?」

「とても良いところね。いつか住んでみたいわ」

「なら、俺のところに来ますか?」

「ふふっ、お上手ね」


 躱しているような口調をしつつ、頬を染め、憧れの目線を向ける。

 こういう仕草が、この男の琴線に触れると理解しているからだ。

 そして、そっと手と手を合わせて見つめ合う。


「ルーは素敵な女性だ。冗談のつもりだったのに本気になってしまいそうです」

「まあ、やっぱり本気じゃなかったのね。フラントルード伯爵ったらひどいわ」


 俺たちは少し、照れながら笑いあう。

 初々しい少女漫画のような空気が流れている。

 視線を感じてそちらを向くと、タルトとディアの目が冷たかった。

 ……別に俺だって好きでやっているわけじゃないので、そんな目を向けられても困る。

 そうして、そのまま馬車はフラントルード伯爵の屋敷に向かった。


 ◇


 フラントルード伯爵の屋敷について驚いた。

 さすが、元名門。

 王都にだってこれほどの屋敷はそうそうないだろう。

 金をかけている家はいくらでもあるが、歴史の重みと磨き上げられたセンスがある。

 フラントルード伯爵家に残された最後の財産。もし、フラントルード伯爵が父を殺し、ありとあらゆる手を使い立て直しを図らなければ、この屋敷はとっくに人手に渡っていただろう。


 屋敷について、褒めちぎる。

 これは、彼の、フラントルードとしての誇り、ここを褒めるのは彼を褒めるのに等しい。


「この屋敷は、フラントルード伯爵家の歴史そのものなんです。俺はどんなことをしてでも守る。誰に後ろ指さされようとも」


 よほど俺の接待で浮かれていたのか、本音が漏れた。

 俺を陥れるための偽証言も、この屋敷を守るために行うつもりなのだろう。


「どんなことをしてもって物騒ね。どういう意味なの?」

「……ははっ、つまらない話です。それより、もうすぐパーティが始まります。部屋を貸しますので、それまで休憩をしておいてください」

「お言葉に甘えるわ。また、パーティで」


 俺は微笑み、そして貸し与えられた部屋に移動した。


 ◇


 部屋に入るなり、まずは部屋の中をチェック。

 外から声を拾える仕組みなどがないかを念入りに確認した。

 壁を叩き、厚さを把握し、音が漏れないことを確認してから、タルトとディアに、素で話していいと許可を出す。


「ドン引きだったよ。あんなふうに男を簡単に手玉にとるって。女として自信なくしちゃいそう」

「すごかったですね。女の私だって、あんなふうにされたら惚れちゃいます」

「……仕事でやっているだけだからな。俺にそういう趣味はない」


 別に、彼女たちはそう口にしていないが、目には疑いがあったのでそう言っておく。


「わかってるよ。でもね、ちょっと怖くなったよ。あんな簡単に男の人手玉にとれるってことは、私たちだって……」


 言いかけて止めた言葉の先、それは『私だって、演技で好きにさせられた』。

 たしかに俺は女性を落とす技術も持っている。女装として男を落とすことよりよほど容易い。


「少なくとも、タルトとディアの前では素の俺で演技はしていない。あの男とは、この仕事だけの関係だ。だけど、ディアやタルトは違う。ずっと一緒にいたい。そういう相手に演技や技術で好かれても意味がない。そんなものは疲れるし、長くは続かないんだよ。素の自分をさらけ出しても、お互いが好きでいられるから意味がある。俺たちはそんな関係だろ?」


 そう、その場限りだけでいいなら、今以上にタルトやディアが好きになってくれる自分を演じられる。

 だけど、そうやって取り繕わないといけない関係は偽物で、いつか必ず破綻する。


「あはは、そうなんだ。うん、良かった。私、今のルーグが大好きだよ」

「私もです。えへへ、ずっと一緒にいたいから飾らないって素敵です」

「二人共ありがとな」

「いきなりお礼なんて、どうしたの?」

「いや、特に理由はない、言いたくなっただけだ」

「変なルーグ様」


 この感謝はそのままの俺を好きになってくれたことに対するもの。

 ……照れくさいから、説明をする気はないが。


「さあ、パーティが始まる。二人共こっちに来てくれ、メイクを直す」

「任せるね。……あのさ、今度お化粧を教えて」

「私も教えてほしいです。だって、私達どころか、ルーグ様はお義母様よりお化粧がうまいです」

「ああ、いいよ。変装にも使える技術だ」

「やった。ふふふっ、ルーグのほうが美人っていうのは悔しいもんね!」


 そういう理由か。

 俺からすれば、俺の女装よりディアのほうがよっぽど美人に見えるのだが。


「くんくん。さっきから気になってたんだけど、ルーグから甘い匂いがするね。これってオルナの新作香水? あんまり好きじゃないかも」

「私も気になってました。どこかで嗅いだ匂いがします。ディア様に言う通り、どこか甘い匂いですが、魅力的とは思いません。オルナの香水はどれも素敵なのに、どうしてこれにしたんですか?」


 二人とも酷評するが、それも当然だ。

 これは女性相手では意味がなく、男性相手には凄まじい効果を発揮する類のものだから。


「もちろん、もっとも効果的な品だからだ。香水としては、さほどすごいものじゃないが男を魅了するにはこれ以上のものはない。タルトが【獣化】すると副作用で、男を引き寄せるフェロモンを垂れ流すだろう。あれを採取して、作り上げたもので、女性相手だと効果がないどころか若干不快にさせてしまうが、男性が嗅ぐと欲情する」


【獣化】したタルトのフェロモンは、精神を完全にコントロールできる暗殺者ですら、おかしくしてしまうほど強烈。

 媚薬や惚れ薬の類はいろいろとあるが、これほど強力なものはない。

 だからこそ、もしものときのために原材料を確保しておいた。


「やっぱり、ルーグってば本気すぎるよ! そこまでして男を落とすつもりなんて!」

「はっ、恥ずかしいです。ルーグ様が私の匂いをつけているなんて、うううぅ、ひどいです。ルーグ様ぁ」


 二人の態度は正反対だが、どちらも俺を責めている。

 しまったな、ネタバラシはするべきじゃなかったか。


「とにかく、パーティの時間だ。移動しよう」


 俺は苦笑をしながら、強引に会話を打ち切って、会場に向かった。


 ◇


 数時間前から始まったパーティも佳境に入り、ダンスホールの中心で、俺とフラントルード伯爵は踊っていた。

 ……にしても、ここまでひどいパーティは初めてだったな。


 客層が悪すぎる。

 見事に成金ばかりで、金で何もかも買えると思っている連中ばかり。

 むろん、成金だから品性が下劣というわけじゃない。

 ただたんに、こういうパーティに出る、金で誇りやら品格を買えると思っている連中に問題があるだけだ。


 ちなみに、ディアとタルトはげっそりして、限界が近い。

 無遠慮にゲスな視線を向けられていたし、セクハラ発言を浴びせられ、ひどいやつになると金を払うから抱かせろなどとまで言ってきた。

 触れようとしたものもいたが、それは俺がシャットアウトしていた。さすがにそこまでは見逃せなかった。

 ……ディアとタルトには迷惑をかけた埋め合わせをしないとな。


「申し訳ございません。まさか、彼らがここまで暴走するとは」

「フラントルード伯爵が気にすることはないわ。悪いのはあの人達だもの。でも、あなたはあの人たちと違って紳士のようね。話していても、こうして踊っていても楽しいわ」

「そう言ってもらえると気が楽になります。……まったく金しかない豚どもは度し難い。そして、そいつらを利用しないといけない自分も……ははっ、すみません。なぜか、ルー相手だと弱音と本音が漏れてしまいます。こんなこと誰にも話したことがなかったのに」


 フラントルード伯爵はプライドが高く、弱みを人に見せることができない。だが、同時にどうしようもなく誰かに聞いて欲しかった。

 だから、目の前にすべてを受け入れてくれる人間が現れれば、簡単に本心すら打ち明ける。

 男を誘う香水、俺の話術、彼の好みを反映させた外見、声音、自身を魅力的に見せる立ち振る舞い、さきほど酒に仕込んだ薬、その全てが彼の心の鎧を砕いていた。


「強い人なのね」

「……俺が強い人ですか。そういうふうに言ってくれる人は初めてだ」

「私は本心を伝えただけよ。あなたからは強い意志を感じる。そういう人、嫌いじゃないわ。たぶん、あなたがやろうとしていることはきっと悪いことなのね。……でも、大事なものを守るために、手を汚すのはすごく難しくて、でも尊いことだと思うの」

「泣いてしまいそうです。誰かに俺は間違ってないと言ってもらいたかったのかもしれない」


 彼は微笑む。

 それからもダンスは続く。

 曲が終わって手を離すと、彼は名残惜しそうに俺の手を見つめ、何かを言いかける。

 そこに、豚……もとい、成金の一人が走ってくる。


「次はわしと踊れ! 気が利かないおまえにしてはいい女を呼んだじゃないか。すべすべだぁ、これが貴族の手、やはり、普通の人間とは違うのう。高い金を払った甲斐があったというものだ」


 その豚はフラントルード伯爵を突き飛ばし、強引に俺の手を握り、手を撫でてくる。

 ……少々鳥肌が出た。

 貴族というものは、特別扱いされている。

 実際、魔力を持っており、その能力は普通の人間を超えていた。

 また、容姿も優れているものが多い。一説には無意識下の願望、強くなりたい、美しくなりたい、そういうものが魔力によって叶えられているのではないか? と言われている。


 実際に強い魔力を持つものは偶然では片付けられないほど容姿端麗なものが多いのだから信憑性がある。

 そして、一部の金持ちは、そういう特別な存在を思い通りにすることで悦に浸る。

 魔力持ちの貴族を金の力で支配できる自分は、さらに特別な存在だと思えるからだ。

 貴族令嬢をパーティに呼べと成金どもが騒いだのはそれが目的。


「シャルトリュー殿、彼女が困惑しています。もう少し紳士的に」

「わしに意見する気か? フラントルード伯爵」


 嫌がっている俺の様子を見て、止めようとしたフラントルード伯爵が黙る。

 なるほど、太客の一人というわけか。

 さてと、じゃあここで一芝居打つとしようか。


 こんな気持ち悪い思いをさせられた。なら、元は取らねば。

 まずは、フラントルード伯爵を見る、怯えつつ、助けを求める形で、すると彼はすがるように俺を見た。

 その表情が語っている。どうかこの男と踊ってくれと。

 そして、俺は一瞬、絶望した表情を浮かべ、それから決意を込めて頷く。

 一連の芝居は、『辛いけど、あなたのためなら頑張ります』という、恋する乙女の自己犠牲を演出するもの。


「でっ、では一曲、お願いするわ。おじさま」

「声も可愛いのう、手とり、腰取り、教えてやるわ」


 そうして、地獄のようなダンスを踊らされた。

 顔が近い上、べたべたべた、尻を触ってくる。

 ……ここまで不快なダンスは生まれて初めてだ。前世はもっと悲惨な経験があるが、これだけ辛く感じるのは、今の俺が道具ではなく人間になってしまったからだろう。

 人間らしくなったことにも弊害はあるらしい。


 ◇


 なんとか、パーティが終わった。

 人生最悪のパーティだった。

 あの成金野郎はダンスが終わったあとは愛人になれと迫ってきた。

 あまりにしつこく断るのに苦労させられた。

 それだけなら我慢もしよう。だが、奴はディアとタルトにも汚い視線と言葉を向けた。

 許すわけにはいかない。報いを受けさせる。

 ……ただ、彼は知らない。俺は彼を知っている、バロール商会の取引先だからだ。

 そして、その気になればいつでも破産させられる相手だということを。

 そして、パーティが終わったあと、タルトとディアはフラントルード伯爵に借りた部屋へと向かわせた。

 俺だけはフラントルード伯爵に誘われてベランダに出て、二人きりでグラスを傾けて乾杯したところだ。


「さっきはすみませんでした。俺のために、あんな奴と踊らせてしまって」


 第一声は謝罪。

 彼は完全に俺へ惚れていた。

 最後のあれが決め手だったようだ。


「いえ、断らなかったのは私の意思よ。あなたが困るのが嫌だったから」


 フラントルード伯爵の目が潤む。


「……俺は、絶対にここから抜け出します。もう少しなんだ、もう少しすれば、あんな奴らと縁がきれる。君にだけは話します。フラントルード伯爵家は破産寸前なんです。だから、ああいう奴らを利用して金を集めていました。でも、それも終わりです。もうすぐ、まとまった金が手に入る。無能な父が作った借金がようやく消える。そしたら、もう二度とあんな奴らに自由にさせない」


 フラントルード伯爵の目に熱が篭もっている。

 彼は酔っている。

 酒に。

 ルーという俺が作り出した理想の女性に。

 タルトのフェロモンを利用した香水に。

 酒に混ぜられた薬に。

 新たに芽生えた恋に。

 ……なにより自分自身に。


「だから、俺と一緒になって来てくれませんか! 俺にはルーが必要だ。君だけなんだ、他の奴らは俺をわかってくれない。でも、ルーだけは俺を理解してくれた、俺のために身を投げ売ってくれたんだ。そんなルーと一緒になりたい」

「いきなり、そんなことを言われても困るわ」

「俺もどうかしていると思います。でも、どうしてもルーがほしい。金が手に入れば、俺はルーを守れるように、幸せにしてやれるようになりますから!」

「……その、一晩考えさせて、どうしてもちゃんと考えたいの」

「では、明日の朝に返事を聞かせていただけますか? 明日の朝、君の部屋にうかがいます」

「ええ、それまでに答えを出すと約束するわ。ただ、一つだけ言っておきたいことがあるの」


 俺はそこで言葉をきり、頬にキスをする。

 呆けた顔で、フラントルード伯爵はキスされた頬を手で押さえる。


「私はあなたのことが好きよ。一目惚れだったの。こんなかっこいい人他にいないって思っているわ。ただ、やっぱり、私たちは貴族で感情だけじゃ恋はできないの」


 そう言って、走って立ち去る。

 これで奴は俺のことが忘れられなくなる。

 こういうふうに、多少障害を用意したほうが、恋と独占欲は膨れ上がる。

 もはや、あいつはルーに心を囚われた。


 これでもうルーの出番は終了だ。もう二度と俺がルーになることはない。

 なにせ、明日の朝、奴が部屋に行けばルーはおらず、ルーグ・トウアハーデがいて、ルーの命を交渉材料に説得してくるのだから。


 愛しいルーの命と引き替えになら、黒幕だって簡単に裏切るだろう。

 さて、部屋に戻って最後の仕上げだ。

 黒幕を破滅させる手を作り上げる。ここまで面倒で不快なことをさせられたツケを盛大に払ってもらおう。

いつも応援ありがとうございます! 「面白い」「続きを読みたい」と思っていただければ画面下部から評価をしていただけると嬉しいです!


また7/1に角川スニーカー文庫様から二巻が発売! ↓に表紙があります。書き下ろしや加筆修正をすごく頑張っているので是非読んでください

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