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【野球】

愛産大三河・上田3安打3打点 2年連続甲子園へコールド発進

2019年7月7日 紙面から

4打数3安打3打点の活躍で初戦突破に貢献した愛産大三河・上田=小牧市民球場で(川越亮太撮影)

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 2年連続の甲子園出場へ好発進だ。愛産大三河の主砲・上田希由翔(きゅうと)投手(3年)がバットでチームをけん引した。今夏は背番号1だが、この日は「4番・一塁」で出場。3回に左前へ先制適時打、5回に左前適時打を放つと、8回は右翼フェンス直撃の適時二塁打。3安打3打点の固め打ちをみせた。

 「自分が打たないと、流れがこないと思っていた。大事な場面で一本打ててよかった」と語る上田はホッとした表情。桜井春生監督(49)も「やはり、上田の先制打が大きかった」と主砲の働きを褒めたたえた。

 東愛知大会を制した昨年も4番を務めたスラッガー。4月にU18W杯高校日本代表1次候補に選ばれ、東邦・石川らトップ選手と練習した。学んだのは中心選手の心構え。この日も4番の責任を果たすため、好機で集中力を高め、3本の適時打でチームを波に乗せた。

 「みんなに頼られる部分があるので一本打たなければ…」と気を引き締める上田。主将として甲子園へ戻るため、2回戦以降も強打でチームを引っ張る。 (川越亮太)

▽1回戦(小牧市民)

愛産大三河 00103004―8

豊田工   00000000―0

(8回コールドゲーム)

(愛)高橋、桜井-桜井、横川

(豊)中森、寺田、中森-本久、亀井

 

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