中日のドラフト4位新人、石橋康太捕手(18)が7日から1軍に昇格することが分かった。中日の高卒新人捕手が1軍デビューすればドラフト制後初。代わりに開幕から主にマスクをかぶってきた加藤の2軍落ちが決まった。
石橋は今季ウエスタン・リーグで36試合に出場し、打率1割9分4厘、4本塁打、11打点。この日のオリックス戦でも先発マスクをかぶり、笠原、小笠原とのコンビで7イニングを1失点に抑えた。6月末には交流戦明けの1軍練習に参加。与田監督は今季中の1軍昇格を示唆していた。
加藤は強肩を武器に開幕スタメンをつかみ、ここまで捕手ではチーム最多の56試合に出場してきた。この日は初めて大野雄とのコンビを外され、最後まで出番なし。「僕の口からは何も言えないです」とつぶやき、試合後に荷物を車に詰め込んだ。