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2019年7月7日 紙面から
ヤクルトに逆転負けし4連敗。ドアラとともにスタンドに一礼する与田監督=ナゴヤドームで(小沢徹撮影)
反発力は皆無ということなのだろうか。中日は6日、ヤクルト戦(ナゴヤドーム)に1-3で敗れて4連敗。借金は再び2桁の10に逆戻りした。極度の先行逃げ切り体質なのか、好機をつかむも打線に反発力がない。今季は5回裏終了時にビハインドだった試合はこれで0勝28敗。七夕の日こそは、燕を封じてスカッと清々しい夜を迎えたい。
高橋が必死の形相で、ホームベースめがけて頭から滑り込む。センターからの中継を経て戻ってくる返球。土煙が舞う中、懸命に伸ばした高橋の左手は本塁ベースに触れることはできなかった。
「あっ~」。ナゴヤドームがひときわ大きなため息に包まれた。7回に訪れた反撃機。1死一塁で藤井が快音を響かせた。打球はグングン伸び、センターオーバーのフェンス直撃。二塁ベース回った一塁走者・高橋は三塁コーチャーの奈良原内野守備走塁コーチがグルグルと手を回したため、一気に三塁を蹴った。そして無念の憤死だ。
「ヤクルトの外野手の動きなどの判断だから、それを責めることはできない。点が入った可能性があったので、積極的なプレーとして見ていくしかないと思う」
与田監督はこの局面をそう振り返った。状況を考えれば2点を追う展開で、まだアウトカウントは1つ。無理せず1死二、三塁の手もあった。結果がすべての世界。奈良原コーチは「全部もちろん見えていたけど、あのタイミングになった以上、僕のジャッジミス。1アウトで2点差だったし」と唇をかんだ。
もちろん、少々の暴走気味であろうが、貪欲に1点を奪いにいくマイナス要素がある。中日は今季5回終了時にリードを許すと、なんと勝ち星なしの0勝28敗。打線に終盤の反発力がなく、指揮官も「今、追う展開になってしまうと力も入りやすくなる。ボール球がきても、待つ余裕がない。野手の方も精神的にきつくなってきたと思う」と声を絞り出した。
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