春の野に出でて見れば
- 2018.04.14 Saturday
- 16:24
今日は、朝は大変良い天気で、青空にパステルカラーの森が気持ちよく私を迎えてくれました。
写真展示の入れ替えです。ゴールデンウィークにあわせて、「春に見られるきのこ」の写真を集めました。
図鑑の解説文っぽくない、解説資料もポケットに入れて、ご自由にお取りください、としました。
さてさてせっかくなので、園内を少し散策です。
でもキノコはホダ木のシイタケ以外ほとんど無いので(この時期がキノコ趣味人には最大の農閑期ですね)今日は同じ菌類の地衣類の写真を撮ってまわりました。
3月に新しく開通した尾根沿いの散歩道です。ここは夏場、意外とキノコが見られたんですヨ。
地衣類は菌類と藻類が共生している生物で、それゆえときどき「キノコ」を生やす種類もあるのですよ。
普通のカメラだと撮影が難しい痂状(かじょう)地衣類も私有のTG−4だと照明付きのマクロ撮影で大変明瞭な写真が撮れて、木の皮の模様のように見える「しみ」が実は盤菌(チャワンタケを含む小さい丸い円盤状のキノコ)をのせたマットのように見えるものだと写してくれるので、びっくり楽しみです。
みなさんも是非ルーペ片手に樹皮の地衣類をのぞいてみてください。
野の花も鮮やかな色をしているので、とても印象的です。
左はムラサキサギゴケ、右はたぶんキランソウ。