留のいぶき

呼ばれれば行く都合のいい女だから同学飲み会の誘いずっと無視してたのを今日ついに行くことになってしまった 辛うじてすがりついている藁を失ってしまう気がして誘われると断れないんです コンサータキメてアルコール飲んだら何か変わりますか

でもハリネズミが死んだときは何はともなく悲しく数時間泣いてしまったし 死を目の当たりにしたときに想起される感情は日々の悲しさや虚しさのようなジャンル哀の中でも独特な気がするな そのあとはひとしきり泣いたなというかんじで連続性はなかったけど

真の意味で感情を習得できていないので 死んだら身内が悲しむという文言に対し「そうか？」というピンとこなさがすごい

誰かが過去に行くリソースを割いてくれるほどわたしは世界に帰属していないから このまま迷いながら生きてもこの世に籍がある以上誰かに迷惑をかけ続けるので取り除いて少し世界の流れがよくなるならその方がいいなとよく思う

クローンと手を繋いで互いのかすがいとなればあるいは

後悔しないように生きろというが 後悔しないように生きるための力を備えられなかったことを後悔しているから 今さら遅いんだよ

タイムマシンでは過去には戻れないそうだ

生きる目的を過去の中にしか見出せないのに光は進んでいく

精神や脳を知らなければ中の下くらいのグレーゾーンでつつがなく生きられた すべて集合知が悪い わたしの知覚統合では持て余す知識だった 深淵を認識してしまったが最後、目を離せなくなってしまった

満足しているひとはそもそも過去に目を向ける必要もないから、未だに昔に打たれた杭を指差して喚いているばかりのわたしは滑稽に見えるんだろうな

現代での最適化というのはイコール単純化であって、自然界でも最低限というのは適者生存の基本だからな

かといって一人でいると思考がどんどん抽象的に先鋭化していき取り出すことができなくなってしまう 結局人間は孤独に最適化することはできないのかもしれない

集団から比較的似通った個人を取り出して話すたびに、個としても相容れない孤独の予感を感じて死にたくなるな 自己開示してなお自分を保てるほどおれは世界に固定を許されていないし

真綿に取り囲まれている！

自分のための肯定だったんだよ

わたしは人は肯定を与えることで変わると思っていたんだよ そうじゃなかった 少なくとも見せかけの肯定じゃだめだった

私の動向を逐一監視して逸脱すれば直ちに密告しに行く前科者や倫理道徳の概念が抜け落ちた人間未満やクソみてえな噂話を面白おかしく流布することを唯一の娯楽とする衆愚ばかりのこの場所で 自分の虚弱さを理由に諦めてたまるか 弱者を利用してまんまと逃げおおせるわおれは

おれは性善説派なので本当は本当に人間を愛しているし、それは生きがいにもなりうると思っているんだけど、いまの周りの人間たちは悪に長けすぎていて生きる気力が奪われる

秩序は(個や構成員または輪の外への)弾圧によって成立するけどそれによって生まれるさらなる内輪への偏りや個への無理解が嫌い 弱者や異質を受けてこそ生物界や そういう俯瞰視点は備わってるはずなのに人間は集団やるんだよな 何の話？