昨季終盤に右足親指を疲労骨折したフィギュアスケート女子の松生理乃(名古屋市立前津中)が5日、名古屋市の邦和スポーツランドで行われた名古屋市スケート競技会邦和スポーツランド杯に出場。ジュニア女子のショートプログラム(SP)で59・54点をマークして2位となった。けがは回復しており、この日は後半に組み込んだ3回転ルッツ―3回転トーループの連続ジャンプでのミス以外は無難にまとめ、首位とは3・86点差。今季日本スケート連盟の強化選手Bに選ばれた14歳は、新しいSP曲について「今まで滑ったことがない曲調だけど、だいぶ踊れるようになってきました」と振り返ると、7日のフリーに向け「緊張せず、練習の時のように滑りたい」と意気込んだ。