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【芸能・社会】

北大路欣也「アイデアもらった」 佐藤純彌監督らしのぶ会

2019年7月6日 紙面から

献花する北大路欣也(右)と小林稔侍

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 今年2月に86歳で亡くなった映画監督の佐藤純彌さんと、5月に79歳で死去したプロデューサーの坂上順さんをしのぶ会が5日、東京都内で営まれた。俳優の北大路欣也(76)、西田敏行(71)、佐藤浩市(58)、女優の三田佳子(77)ら600人が献花した。

 北大路は映画「空海」(1984年)で主演を務めた。役作りのために高野山で出家したという。「頭を丸めました。(撮影期間)8カ月の大きな仕事でした。なかなか監督のイメージする空海に近づけなくて…。『(胸の前に)丸い水晶玉を持っている雰囲気。分かるかな』ってね。アイデア、発想をもらった」と名監督との思い出を語った。

 三田は大作「敦煌」(88年)など多数の作品に出演。4月に俳優、映画監督の三國連太郎さんの七回忌に出席した時に、坂上さんから「(佐藤監督の)しのぶ会の発起人やって」と言われたことを明かした。その坂上さんが5月に他界。「ここに一緒に並んでいるのを見て何とも言えない」と目を潤ませた。

 

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