中日は5日、ジョエリー・ロドリゲス投手(27)が右臀部(でんぶ)筋の1度損傷と診断されたと発表し、出場選手登録を抹消した。球宴明けには復帰できる見込みで、早速ナゴヤ球場でリハビリを開始した。
ロドリゲスは3日の巨人戦(東京ドーム)で患部に強い張りを覚えたといい、4日の試合前練習を途中で切り上げ、東京都内の病院で検査。この日は浅尾2軍投手コーチやトレーナーが見守る中、強めのキャッチボールや50メートルダッシュをこなし、不安を打ち消した。
「痛みは全く感じなかったし、思ったより動けたので良かった。100%の状態で戻りたい」と早期復帰に意欲を示した左腕。与田監督も「かなり無理をさせてしまった僕の責任。何とかオールスター明けに間に合いそうなので」と胸をなで下ろしていた。