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牧師からのメッセージ


平和な国・日本


最近新聞紙上などで「自虐史観」と言う言葉をよく見かけるようになりました。

この言葉は、私の仲間達の間では、20年以上前から使われていました。

考えてみますと、私自身も小学生時代からそのような考え方を教育されて来たことを思いだします。

「日本は、真珠湾攻撃をして、財力もあり、資源もあり、武力を持っているアメリカと戦争をする馬鹿げた事を始めてしまった。」
「負けることが分かっていたのに戦争を始めて・・・・」等と、当時の日本が採った行動の全てを間違っていたとされて来ました。

しかし、戦後50年を経て、アメリカのそれまでの秘密文章が公開され、隠されていた事が明らかになりました。

その中でアメリカ人がアメリカの間違いを指摘した本が何冊も出版されています。但し、下の「東京裁判」を書いたベルナールはフランス人です。

*「日米戦争を起こしたのは誰か・・・・ルーズベルトの罪状・フーバー大統領回顧録を論ず」(加瀬英明・他)

*「『太平洋戦争』アメリカに嵌められた日本」(マックス・フォン・シュラー)
*「ルーズベルトは米国民を裏切り 日本を戦争に引きずり込んだ」(ハミルトン・H・フィッシェ)
*「東京裁判・・・・フランス人判事の無罪論」(アンリ・ベルナール 大岡優一郎)
*「まだGHQの洗脳に縛られている日本人」(ケント・ギルバート)
*「人種戦争・・・・太平洋戦争のもう一つの真実」(ジェラルド・ホーン)等。

これらの本を読んで見ると、これまで教えられて来たような、日本の植民地拡大のための戦争ではなかったことをアメリカ人達が証言しています。

特に*「日米戦争を起こしたのは誰か」は、日本人である我らは、一読しておくことが必要と感じています。真実が分からずに批判し評価しても価値がないと思うのです。



さて、過去の事はともかく、自虐史観から解放された目で日本の実態を見ることが大切と思います。

そして平和な国として誇りを持って世界に平和の輸出国になって行きたいと思っているのです。

そこで10月は「平和な国・日本」と言うテーマでお話したいと考えています。

私が「日本って 素晴しいなぁ」と初めに気づいたことは、言葉の美しさでした。誰かに教えられたのではなく自分で気付いたのは、50代後半だったと思います。
それは、何かの原稿を書いている時、日本人は丁寧な言葉使いをするものだと思った事が初めでした。人は心に優しさや思いやりがあると感情が言葉に現れるものです。
こんな言葉を使っていたら、争いも戦いもなくなるだろうなぁ、とつくづく感動していました。
言葉には感情というものが沢山含まれているものです。
憎しみの言葉、優越の言葉、さげすみの言葉など攻撃的な言葉。同情する言葉、慰める言葉、人の労を感謝する言葉など、労わる言葉。自分の要求を表わす言葉、怒りの言葉、反省の言葉など意志を表わす言葉などまだまだ沢山あります。
それぞれの時に丁寧な言葉を使うと、互いに尊敬されている事を感じるものです。

尊敬語や謙譲語と言うものがありますが、諸外国を知っている方に「謙譲語」はありますかと尋ねた事がありましたが、尊敬語はあっても、謙譲語は無いという答えでした。

尊敬語は、相手を高くするが、謙譲語は、自分を低くする言葉です。

こんな日本語が世界の共

通語になると世界が平和
になるのですが・……。

このページの公開日・更新日

公開開始日 2018年9月27日