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【グラニュース】

風間監督動いた 7戦ぶり勝利へ3バックテスト

2019年7月5日 紙面から

3バックに入った(左から)中谷、宮原、吉田=愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで(牧原広幸撮影)

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 名古屋グランパスは4日、湘南戦に向けて愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで練習した。左臀部(でんぶ)を負傷したDF丸山が別メニュー調整を続ける中、7試合ぶりの勝利に向けて今季初の3バックを危機管理布陣として採用する可能性が浮上した。

 ここで止める。現在、6戦勝ち無し(2分け4敗)で8位。しかも、3日の天皇杯2回戦では大学生相手に負けた。この日、主将・丸山は冒頭のボール回しに参加した後、別メニュー調整。湘南戦の出場が微妙な状況の中、風間監督が連敗脱出に向けて打った手が、採用すれば今季初となる3バックだった。

 前節の神戸戦ではボランチ・シミッチを丸山の代役としてセンターバック(CB)に配置。だが、裏目に出て5失点。これを受け、攻撃の起点となるブラジリアンは本職に戻した。代わりに最終ラインには左から吉田、中谷、宮原が入った。

 中谷は「(宮原、吉田は)コミュニケーションがとりやすいし、経験値もある」と語った。また、CB2人の布陣より人数をかけられるとあって「ゴール前を固められる」とメリットも見いだしていた。今季全試合にDFとして出場している3人。CBの経験がなかったシミッチに比べれば、現実路線の選択と言える。

 

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