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【首都スポ】

みんなの筋肉大学、第3弾背筋編 お勧めは鉄棒を使った斜め懸垂

2019年7月4日 紙面から

鍛えた背中は彫刻のよう。日体大バーベルクラブの笠原海人

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 “背中”それは生き様を語る身体の代名詞。鍛錬を積むことで厚みを増す筋肉たちを通して己を語ってみませんか。首都スポと学生ボディービルクラブ・日本体育大学バーベルクラブによるコラボ企画「みんなの筋肉大学」第3弾、今回のトレーニングはずばり背筋。梅雨のジメジメ気分を筋トレで吹っ飛ばし、語れる“背中”を目指しましょう!(ペン&カメラ=岩本旭人)

斜め懸垂を紹介する我満夕輝(左)と笠原=東京都世田谷区で

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 背筋のトレーニングを紹介するのは日体大バーベルクラブのさわやか2人組、笠原海人(2年)と我満夕輝(同)コンビ。背筋トレーニングの代表格と言えば懸垂。でも、いきなり全身を持ち上げるような懸垂運動は無理!と言う方にオススメなのが鉄棒を使った斜め懸垂です。ポイントをお伝えします。

 身近な公園にある鉄棒を利用、胸の高さほどの鉄棒が理想的です。鉄棒は独占せず、遊びたい子どもたちとは譲り合ってくださいね。それではトレーニング方法とポイントを紹介します。

 肩幅より拳1個分ほど外側の位置で鉄棒を握ります。鉄棒をぐっと体に引き寄せたまま。足先を前方へ。この際に置く足の位置で負荷の調整が可能です。

 ポイントはいつもながら“姿勢”です。胸を張り、背中を丸めないようにフォームを維持することが大切。脇はハの字(45度程度)に開くと、背中の筋肉をまんべんなく鍛えることができます。引き寄せきったタイミングで1秒ほど体を止めることで背中の筋肉の動きを意識できます。

 注意点は、肩をすくめないように姿勢を意識することです。首を伸ばしながら行うイメージで、ゆっくりとトレーニングしましょう。

 最後に負荷の調整方法をお伝えします。足を鉄棒から遠ざけると負荷が高くなり、逆に近づけると低くなります。自重トレーニングはその名の通り自身の体重を使った運動です。足の位置を調整して筋力レベルにあった負荷を選びましょう。

 背中のトレーニングを続けることで、姿勢が良くなり猫背の改善が期待されます。背筋が通ることで肩こりや腰痛解消にも効果的です。何より続けることが大切です。

【良い例】胸を張り背中を丸めないようにフォームを維持 

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【悪い例】肩をすくめないように姿勢を意識しよう

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◆次回は「腕」 来月上旬掲載予定

 次回のトレーニングは「腕」です。掲載は8月上旬を予定。いよいよ夏本番、Tシャツからのぞく太い腕に憧れますよね。トレーニングのポイントを学び理想の体作りを目指しましょう。東京中日スポーツ「首都スポ」では、筋トレの疑問や質問も募集中。ツイッターで配信した「みんなの筋肉大学」へお気軽にお寄せください。

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