アーティスティックスイミング(AS)日本代表が3日、世界選手権(12日開幕、韓国・光州)を前に東京都内で練習を公開し、井村雅代ヘッドコーチ(68)は「手ぶらで帰ったらダメ」とソロ、デュエット、チームでのメダル獲得を厳命した。
辛口の井村節は健在だった。「乾のソロはまあまあ、デュエットは最後の最後まで吉田の技術を上げたい。チームはやっとやりたいことができるようになった」。そんな状況でもメダルへの信念はぶれない。「行けると信じたら行かせて、取らせるのが指導者。ここでメダルを取ることが2020年につながる」と東京五輪を見据えて気勢を上げた。 (川村庸介)