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【大リーグ】

大谷、悲しき代打安打 同僚急死に「発する言葉もありません」

2019年7月4日 紙面から

スカッグス投手の背番号45のワッペンを胸にプレーしたエンゼルス・大谷(共同)

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◇エンゼルス9-4レンジャーズ

 米大リーグは2日、各地で行われ、エンゼルスの大谷翔平選手(24)はテキサス州アーリントンのレンジャーズ戦で、8回に代打で出場。前日に27歳で急死した同僚タイラー・スカッグス投手を弔う右前打を放った。試合はエンゼルスが9-4で勝利。この日は、スカッグスにゆかりのある選手やチームが、各地の試合で追悼の意を表した。ダイヤモンドバックスの平野佳寿投手(35)はドジャース戦で4-3の8回に5番手で登板し、1イニングを1安打無失点、2三振だった。

 今は亡き同僚への追悼の思いが笑顔を封印させた。代打で起用された大谷は粘った末の9球目、見逃せばボールの外角スライダーを右手一本で右前に運んだ。打率を再び3割に乗せる一打も、硬い表情を崩さなかった。

 左腕スカッグスの急死を受け、大谷は球団を通じて「入団以来のチームメートで親しかったスカッグス投手が突然亡くなられた悲しみの中、発する言葉もありません。今はただただご冥福を心からお祈りしております」とコメントを発表。試合前に行われた会見ではオースマス監督が「いつも幸せで、人を温かい気分にさせる人間だった」と泣き崩れた。

 この日は両軍が黙とうをささげて試合が始まり、エ軍のユニホームの左胸には背番号「45」のワッペンが縫い付けられ、敵地のマウンド後方には赤い大きな「45」がペイントされた。また、マイナー時代から親友だったナショナルズのコービン投手は、本来の背番号46ではなく45番を背負って登板。故人が生まれ育ったカリフォルニア州に本拠を置くドジャースも、ダイヤモンドバックス戦の前に黙とうをささげた。

 

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