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【芸能・社会】

尾上右近「ルーツの演目」 自主公演「第五回研の會」

2019年7月4日 紙面から

演目にちなんで額に赤いキズをつけ、竹馬に乗って登場した尾上右近

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 歌舞伎俳優の尾上右近(27)が3日、東京都内で自主公演「第五回研の會」の製作発表を行った。

 今回演じるのは、「弁天娘女男白浪」の弁天小僧と舞踊「酔奴」。弁天小僧は、名人とうたわれた曽祖父・六代目尾上菊五郎の代表作の一つ。「4、5歳のころ曽祖父のテープを聞いてせりふを丸暗記していた自分のルーツのような演目」と右近。師匠の当代菊五郎に稽古をつけてもらったが、「見るとやるとは大違い。歌舞伎味を出さないといけないと言っていただきました」。

 「酔奴」は、猿翁十種の一つで先輩・市川猿之助の了解を得て臨む。「三人上戸といって泣いたり笑ったりします。雪が舞うので、真夏にやるのもいいのでは」と話した。今回初めて京都芸術劇場・春秋座でも公演する(8月28、29日)。東京公演は9月1、2日に国立劇場小劇場で。

 

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