中日・ビシエドが3日の巨人戦(東京ドーム)で先制打をマークした。1回先頭の平田が右中間二塁打を放ち、京田が投前への犠打で1死三塁とすると、大島は浅い右飛に倒れたが、ビシエドが左翼フェンス直撃の適時二塁打。フルカウントから巨人・桜井の119キロ外角カーブを捉えた。ビシエドにとって6月23日の日本ハム戦以来4試合ぶりの打点に「2アウトだったけどランナーを三塁まで進めてくれたので、何とか打ちたかった。昨日から点が入っていなかったので、先制点を取れてよかったよ」と喜んだ。
試合前、村上打撃コーチが桜井対策について「力のある真っすぐとカーブがいいピッチャーと聞いているので、直球はもちろんですけど高めに浮いたカーブを狙っていきたい」と話していたが、いきなり実践。前日に完封負けした嫌なムードを振り払った。