【暴行事件】暴力男ボブサップから6年間も流血DVされ続けた女性 / その壮絶な証拠写真を公開
ボブ・サップ
【続報】
暴力男ボブサップに流血DVされ続けた女性 / 届いた恐怖メッセージ公開 / 警察署は被害届受理せず
格闘家として、バラエティ番組の出演者として、ときには漫画のキャラクターとして人気を博しているボブサップ(44歳)。筋肉質なボブサップは体重145キロ、身長2メートルという巨漢だ。
そんなボブサップから6年間も流血DVをされ続けた女性Aさん(39歳)から、DVの証拠写真を入手し、その時のようすを聞くことができた。
・Aさんに対して激しい暴力や怒り
Aさんがボブサップから暴力を受け続けた期間は、2010年年末から2017年1月まで。それはAさんとボブサップの交際期間と重なり、補佐として彼のマネージメントをしていた期間でもある。Aさんの手腕によって多くの仕事が入るようになったボブサップだが、突然、Aさんに対して激しい暴力や怒りをぶちまけるようになる。
・ボブサップから経済的DV
殴る蹴るだけてでなく、地面への叩きつけられたり、飲料水の缶や瓶を投げられたり、あらゆる方法で暴力を振るわれ続けた。Aさんは「毎日のように脳震盪になっていました」と語る。さらにAさんを怒鳴り続け、罵る言葉で責めるなど、そのDVの手法は暴力以外のものも含まれる。
すぐさま警察に通報したり、ボブサップから離れて避難すべきところだが、暴力を振るわれる日常に麻痺してしまい、さらに忙しさもあって、思考停止状態になっていたという。また、ボブサップから経済的DVを受けていたため、逃げるお金や日常的に使えるお金すら、まともに持てなかったという(この件に関してはまた別記事にて報じる予定である)。
・どれほど酷い暴力だったのか
日常的にDVを受け続けたAさんだが、激しい流血やケガをしないかぎり病院に行かなかったという。いや、暴力がある毎日に洗脳され「行けなかった」と表現する方が正しいかもしれない。
Aさんが残しているアザや傷の写真の一部をこの記事に掲載する。ボブサップの行っていた行動がどれほど酷いものだったか知ってもらうため、そして世の中にはDVに苦しむ人たちがいることを知ってもらうためだ。
・痛々しいホテル流血事件
特に極悪なエピソードが、ホテル流血事件だ(凶悪すぎるので「事件」と表現させていただく)。2013年7月12日午前2時ごろ、ボブサップからAさんに対して3日間も殴る蹴るの暴力が続いて流血。すぐさま縫わなくてはならないほどの傷を負ったが、ボブサップは接着剤を患部に塗って止血を試みた。
その後Aさんは病院に行き、接着剤を除去して縫合。医師が書いた記録には「浴室で転倒して後頭部を打った」などと書かれたが、実際はボブサップの暴力によるものだった。さらに2013年9月15日午前3時、Aさんはボブサップに風呂場のシャワーヘッドで強打されて流血し、救急車で搬送され傷を縫っている。ちなみにこの記事に掲載されている血痕の写真は、ホテル側が撮影したもの。
・日本のメディアは不思議
そんなボブサップは、2017年12月31日の大晦日、TBS「KYOKUGEN2017」18:00と、AbemaTV「朝青龍を押し出したら1000万円」20:00にVTRと生放送で出演する。格闘技というスポーツで拳を振り上げるのではなく、一般人女性に対して拳を叩きこんできたボブサップ。そんな彼でもテレビに出られるのだから、日本のメディアは不思議なものである。
・殺人未遂の可能性
この記事に、DV被害者であるAさんの写真を掲載した理由はほかにもあり「DVに苦しんでいるが誰にも言えない被害者」の背中を押すためでもある。DVは立派な犯罪であり、殺人未遂の可能性も出てくる凶悪な行為である。そのまま放置し、DVのスパイラルから長期間抜け出せないと、後遺症やPTSDなどのダメージも深くなる可能性があるという。
・内閣府が女性に対する暴力をなくす運動
もちろんAさんも警察に何度も駆け込んだが、相手にしてもらえなかった(この件に関してはまた別記事にて報じる予定である)。しかしそれでも警察にヘルプを出すことは極めて重要であり、他の手段としてDVの悩みなどを相談する窓口「DV相談ナビ」も存在する。日本国内閣府男女共同参画局が「女性に対する暴力をなくす運動」などの活動を行っており、DV相談ナビはその一環である。