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正社員になれない人の特徴と性格・正社員になれない時の対処法

ビジネスマナー

正社員になかなかなれない人には、どのような特徴や原因があるのでしょうか?このページでは、「正社員になれない人」をテーマに、正社員になれない人に多い共通点や特徴、30代で正社員になれないケースや正社員になれない時の対処法をご紹介しています。

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どうしたら正社員になれる?正社員になれない人の特徴と原因

近年は、働き方も多様化しており、派遣社員やアルバイト、パートや在宅など、さまざまな形態で働くことができます。しかし、収入や生活の安定性を考えると、やはり正社員で働きたいという方が多いようです。正社員であれば、福利厚生の恩恵を受けることができますし、ボーナスなどを受け取ることが可能な場合もあります。また、社会的信用やローンなどのことを考えても、正社員という立場は非常に有利です。 上記のような背景から、就活や転職活動などにおいても正社員として内定を得ることをゴールとしている方が多いようですが、正社員として採用されることは、簡単なことではありません。また、正社員として採用されても、仕事が厳しく続かないケースもあります。 今回は、「正社員になれない人」をテーマにして、正社員になれない人の特徴や原因、対処法などについて考察していきたいと思います。正社員を目指している方や、正社員になかなかなれないという方は、ぜひ目を通してみて下さいね。

正社員の意味・定義

正社員という言葉は、日常生活でも頻繁に使われる馴染み深い単語ですが、そもそも正社員とはどのような存在なのでしょうか?正社員になれない人の特徴や原因について考えていく前に、まずは正社員の意味や定義について、確認していきたいと思います。 「コトバンク」によると、「正社員」とは、「従業員のうち雇用契約上で特別の取り決めなく雇用された社員をさす(※1)」「雇用者のうち、正規雇用で雇用期間の定めのない者(※1)」だそうです。正社員に対して、パートやアルバイト、派遣社員や契約社員などは、「非正社員(※2)」などと呼ばれています。

正社員になれない人の特徴

正社員の意味や定義について理解したところで、続いては本題でもある、「正社員になれない人の特徴」について、考察していきます。企業の方針によって、求める人材や採用する人数にも差がある為、「こんな人は絶対に正社員になれない」と断言したり定義したりすることはできません。 しかし、正社員になれない人に多い特徴や性格には、共通点があるようです。ですので、以下でご紹介する特徴に当てはまるからと言って、絶対に正社員になれないということはありませんが、正社員として採用されにくい可能性があることは、頭の片隅に置いておきましょう。

正社員になれない人の特徴【1】:ネガティブ・弱気

正社員になれない人の共通点として、ネガティブな思考であったり、弱気であったりする人が多いと言われています。正社員だからといって、明るい人や強気な人ばかりではありませんが、何事もネガティブに考えてしまいがちな人や、あまりにも弱気な人は、正社員として採用されにくいと考えられます。 選考においても、いざという時に自分のことをアピールしきれなかったり、面接官の言葉をネガティブに受け取ってマイナス思考の回答をしたりしてしまいがちだからかもしれませんね。慎重であることは社会人としても強みとなり得ることですが、慎重になりすぎてネガティブ思考になったり弱気になり過ぎたりすると、正社員の採用が遠のく原因となる可能性があるというわけです。

正社員になれない人の特徴【2】:私生活・プライベート優先

社会人として働くからといって、私生活の全てを犠牲にする必要はありません。プライベートの時間を楽しんだり、私生活でリラックスできる時間を確保したりすることは、重要なことです。 しかし、あまりにも私生活やプライベートを優先し過ぎてしまうと、「いざという時に私生活を優先するのでは?」と担当者や企業側に思われてしまい、正社員としての採用が遠のいてしまう可能性があります。私生活やプライベートを充実させることは、人生においても重要なことですが、時には仕事や会社を優先させる覚悟や姿勢を見せることも、正社員を目指す上では重要なポイントです。 ですから、面接などにおいて、あくまでも私生活やプライベートを優先するような姿勢を見せたり発言をしたりし過ぎると、正社員として採用されにくくなる危険性も考えられます。

正社員になれない人の特徴【3】:プライド・自尊心が高い

正社員になれない人の特徴として、プライドや自尊心が高すぎるという特徴が挙げられます。上司や先輩に注意をされても受け入れなかったり、口応えをしたりすると、状況や態度によっては、正社員になりにくくなる可能性があるのです。 勿論、上司や先輩の言うことを全て受け入れなければならないわけではありませんが、プライドや自尊心の高さから、正論に対して反論したり口応えしたりするのは、避けた方が良いでしょう。

正社員になれない人の特徴【4】:何事も自己流で済ませようとする

プライドや自尊心に関する項目と繋がる部分もありますが、自分の考え方ややり方ばかり優先させる人は、正社員になることが難しいと言われています。上司や先輩のアドバイスなどをすんなり受け入れて実践する人は、素直な印象を与えられる上に、仕事ができると思われがちです。 反対に、上司や先輩のアドバイスを受け入れず、頑なに自分の考え方ややり方ばかり通そうとする人は、頑固で非効率的だと思われてしまう可能性も。自分なりの意見や考え方を持ち続けることは大切なことですが、あまり頑なにはなり過ぎず、時には他人の意見や主張も受け入れる姿勢を見せることが大切です。

正社員になれない人の特徴【5】:年齢・年月だけを重ねている

正社員を目指して、長年努力をしているのに、正社員になかなかなれない人の場合は、やみくもに年齢や年月だけを重ねてしまっている可能性も考えられます。社会や企業が求めている、年齢に対するスキルやキャリアに達していなかったり、その年齢であれば習得しておきたい経験や技術・知識などが不足していると、何度選考を受けても、正社員として採用されないという事態に陥ってしまう可能性があります。 何度も選考を受けることも大切ですが、何回も選考に落ちたり、正社員として雇ってもらえなかったりするようなら、自分のスキルや技術、知識などを1度見直してみることをおすすめします。

正社員になれない原因

上記では、正社員になれない人の特徴についてご紹介しましたが、具体的にはどのような原因があって、正社員になれないのでしょうか?続いては、正社員になれない人に多い原因や正社員になれない理由について、考えていきましょう。

正社員になれない原因【1】:何事も消極的・受動的

派遣社員や契約社員から正社員を目指す場合は、貪欲な仕事ぶりをアピールしていくことが大切です。言われたことや指示の内容だけをこなすようでは、どんなに仕事を完璧にこなしていても、派遣社員や契約社員から正社員に登用されるのは、難しいでしょう。 アルバイトやフリーターの場合も同様です。仕事に対して消極的であったり、受動的な行動が目立つ場合は、正社員として登用する価値があると見做されづらく、勤続年数が長くても、なかなか正社員に登用されないでしょう。言われたことや与えられた仕事以上の業務をこなす、貪欲さや積極性が欠けていることが、正社員への道を閉ざしている原因となっているケースは、少なくないと考えられます。

正社員になれない原因【2】:欠勤・遅刻・早退が多い

アルバイトやフリーターの場合は、時給なので、遅刻・早退や欠勤があっても、時給からその分を引いて計算すれば済みますが、正社員の場合はそうもいきません。企業の方針にもよりますが、契約内容に沿った給与を毎月支払うケースがほとんどなので、給与に見合った勤務時間と勤務内容で働いてもらう必要があるのです。 ですから、アルバイトやパート、派遣社員や契約社員として長年同じ職場に務めていても、欠勤や遅刻、早退が多いと、正社員として採用される可能性は低くなるかもしれません。企業としては、毎月の給与と同等~それ以上の働きをしてくれる人材こそ、正社員に登用したいと考えているケースが多いので、欠勤や遅刻・早退が多い人材は、正社員として適していないと見做されがちなのです。

30代で正社員になれないケース

転職などの1つの節目として、30代という年齢がピックアップされることは、多いと思います。30代となると、社会人としてもある程度のキャリアや経験を積み、中堅と見做されるようになる年代です。20代と同じ感覚で仕事をしたり、選考を受けたりしていては、確かに正社員として採用されるのは、難しいかもしれません。そこで続いては、30代で正社員になれない場合、どのような原因やケースが考えられるか、考察していきたいと思います。

30代で正社員になれないケース【1】:短期のアルバイト・パートの経験ばかり

就職浪人などで、高校や大学卒業後に就職しないままフリーターとなり、そのまま年齢を重ねてしまった場合、30代であっても、正社員になれない可能性もあります。フリーターといてアルバイトやパートをしている場合、1つの職場で長く勤めていると、業績や働きぶりによっては、正社員として登用されるケースもあります。 しかし、短期のアルバイトであったり、一定期間で職場を辞めてはまた新しいアルバイトを探すような生活を続けていたりする場合は、アルバイトから正社員として登用される可能性が低くなります。 また、何度も職場を変えている理由を明確に説明できないと、正社員の選考などを受けても通過しづらい為、短期のアルバイトやパートをやっては辞める生活を繰り返している場合、30代で正社員になかなかなれない可能性があります。

30代で正社員になれないケース【2】:派遣・契約のまま

派遣社員や契約社員の場合、企業が正社員登用などを積極的に行う方針を取っていないと、長年勤めていても正社員になれない可能性があります。正社員を夢見て派遣社員や契約社員として働いていても、企業によっては派遣や契約から正社員へ登用することを考えていない場合もあります。 また、派遣社員や契約社員として、企業が予想している以上の業績をおさめたり、ポテンシャルを感じさせたりできないと、一生懸命仕事に励んでいても、派遣社員や契約社員のままという可能性も考えられます。その結果、「いつかは正社員に…」という目標を抱えつつも、長年派遣社員や契約社員として働き続けることになり、気付いたら30代になっても、正社員になれないというケースも存在するのです。

30代で正社員になれないケース【3】:ニート

体調不良などのやむを得ない事情がある場合は別ですが、高校や大学を卒業してからも、アルバイトやパートもせず、所謂「ニート」と呼ばれる生活を送っていた場合、社会人としての経験やキャリアの不足から、30代でも正社員になることは難しいと考えられます。 アルバイトやパートで働いた経験もほとんどない場合、社会人としての常識や働くことに対する心構えが備わっていない可能性も考えられ、正社員を目指して選考などを受けても、通過できないことも少なくないようです。ニートの状態から正社員を目指すのであれば、これまで働いていなかった時間を埋めるだけの知識や常識、スキルを身につける必要があります。

正社員になれない時の対処法

長い人生、老後のことを考えると、ある程度の貯蓄が必要になることが判明します。家庭や子供の有無は、人それぞれですが、どのような人も等しく老いていくことは間違いないので、老後の医療費や生活費を若いうちに蓄えておく必要があるのです。老後の人生などを考えると、やはり今のうちに正社員として働き、安定した収入を得ておくことの重要性に気付く方は、多いと思います。 しかし、上記でもご紹介したように、正社員になるのはなかなか難しいことでもあります。 特に、これまで正社員として働いた経験がなかったり、キャリアや知識が不足していたりすると、途中から正社員として企業に採用されることは、容易なことではありません。とはいえ、やはり生活の安定を求めて、今からでも正社員を目指したいという方は、少なくないでしょう。そこで続いては、正社員になれない時の対処法や、正社員として採用される為のポイントについて、ご紹介していきます。

正社員になれない時の対処法【1】:自分の市場価値を客観的に考えてみる

派遣や契約社員として長年働いているにも関わらず正社員になれなかったり、選考を何度も受けているのに正社員として採用されなかったりする場合、1度自分の市場価値を見直してみることをおすすめします。社会人としての自分の強みは何か、どのような業界や職種に適性がありそうか、企業側が自分を正社員として採用するメリットは何なのかといった、「社会的に見た自分」を客観的に考えてみるのです。 自分の市場価値と向き合うことで、正社員になる為に何が足りないのか、現状のスキルやキャリアからどのようなアピールをすれば良いか、新たな気付きがあるかもしれませんよ。

正社員になれない時の対処法【2】:転職活動

派遣社員や契約社員として、長年働き続けているのに、なかなか正社員として登用・採用してもらえない場合は、転職を考えてみるのも、1つの方法です。企業の中には、派遣社員や契約社員を募集する際に、「正社員登用あり」として募集をしている場合もありますが、実際に正社員登用に対する意欲がどの程度あるかは、方針や状況によって異なります。 優秀な人材を積極的に正社員として登用していく方針の企業もあれば、よほどの人材でない限りは派遣社員や契約社員から正社員を登用する気はないという企業も存在するのです。どんなに仕事を頑張っても、長年勤めていても、企業側に正社員登用の意欲がなければ、派遣社員や契約社員から正社員になることはできません。企業側が積極的に正社員の登用を行っていないようなら、転職を決意して転職活動をしてみるのも、正社員を目指す方法の1つと言えるでしょう。

正社員になれない時の対処法【3】:条件や理想を下げる

働く上で、労働条件は重要なものです。名ばかりの正社員になって、安い給料で働いたり、ブラック企業で長時間労働をしたりすることは、避けたいものですよね。とはいえ、あまりにも条件が細かかったり、理想が高かったりし過ぎても、正社員にはなりづらくなります。 「給料は年収1000万円以上」「週休は必ず土日」など、理想を高く持ち過ぎたり、条件を細かくし過ぎたりすると、企業から正社員の話をもらったとしても、断ってしまうことになる為、なかなか正社員になれない可能性があります。ですから、自分の理想や条件に合った正社員の採用や内定を得ることができなくて、なかなか正社員になれない場合は、1度自分の理想や条件を見直すことをおすすめします。

正社員になれない原因を明確にすることが大切

いかがでしたでしょうか?今回は、「正社員になれない人」をテーマにして、正社員になれない人の特徴や原因、30代で正社員になれないケースや正社員になれない時の対処法などをご紹介しました。正社員への採用は、個人のキャリアや能力、人柄に加え、その時の景気や企業の業績、方針や求める人材などにも左右されるものです。その為、正社員になかなか採用されないからと言って、「自分はダメな人間だ」と必要以上に落ち込む必要はないでしょう。 しかし、状況によっては、自分に理由がある場合もあります。正社員になるのに必要なスキルや知識、常識が不足していたり、就職先の企業に求める理想や条件が高過ぎたりする可能性も考えられます。 また、派遣社員や契約社員、アルバイト・パートの場合は、職場や企業に正社員登用の意志がなければ、長年働いていても正社員に登用してもらえない可能性があります。このように、正社員になれない理由や原因は、人や状況によってさまざま。正社員を目指すのであれば、なぜ今まで正社員になれなかったのか、原因や理由を明確にして、それを解決したり克服したりすることが大切です。

※1:従業員のうち雇用契約上で特別の取り決めなく雇用された社員をさす・雇用者のうち、正規雇用で雇用期間の定めのない者

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