挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
そのおっさん、異世界で二周目プレイを満喫中 作者:月夜 涙(るい)

八章:おっさんはたどり着く

しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました
177/177

第十三話:おっさんは地図を読む

 あれから、肉と酒をたらふく食べた。

 その後は、いつもよりいいランクの宿をとっている。

 そして、朝。


「体が軽いな」


 久々にふかふかの布団で眠ったことで、たまりにたまった疲れがようやく抜けた気がする。

 その気になれば、魔法の収納袋でふかふかの布団を持ち込むことができるのだが、重く、容量を圧迫する。

 そのため、ダンジョンでは固い寝袋シェラフを使うようにしていた。


「なんだ、もう起きていたのか」

「ええ、さっき起きたところです。セレネは少し前に起きて、ランニングに出ました」


 すでにフィルは着替え終わっていた。

 時計を見ると、そろそろ朝食の時間だ。


「朝の訓練は休みと言っていたのに。セレネはストイックだな。それに比べて……」


 隣のベッドを見ると、お子様二人組が凄まじい寝相で掛け布団を蹴り飛ばしていた。

 幸せそうで緩みきった顔をしていて可愛らしい。

 ほうっておくと昼ぐらいまで眠ってそうだ。

 二人の真ん中ですやすやエルリクは眠っているが、よく潰されないものだと感心してしまう。


「今日ぐらいいいじゃないですか。結構、無理をしていたんですよ」


 まだ、体が出来上がりきってない二人は俺以上に疲れが溜まっていたのかもしれない。

 朝の訓練を休みにしておいて良かった。


「それじゃ、もう少しだけ寝かしておいてやるか」


 好きなだけ寝かしておいてやりたいが、朝食のために食堂が開かれている時間は決まっている。

 だから、寝かしてやるのは食堂が開いているぎりぎりまでと心に決めた。


 ◇


 宿の食堂は賑わっていた。

 普通の宿だと、朝食はあまり需要がないのでやっていなかったり、やっていてもがらがらなのだが、ここは特別だ。

 うまい朝食が売りなのだから。


「美味しい、ふつーの卵なのに。とっても味が濃い!」

「うん、このベーコンエッグサンド、最高だよ! とろとろの黄身が流れて、ジューシーなベーコンに絡んで、レタスはシャキシャキ、美味しいよぅ」


 つい数十秒前まで、起きているのか寝ているのかわからないほどぼーっとしていたお子様二人組が途端に元気を取り戻す。

 朝食のメニューは、豪勢に卵三つを使ったベーコンエッグ、レタス、トマトを大きいパンで挟んだ特製ベーコンエッグサンド。


「本当に美味しいです。卵もベーコンも素材自体がすごい」

「でも、それだけでこんなに美味しくなるかしら?」

「もう一つ、秘密がある。秘伝のソースと最高のバター。ソースは醤油ってのに近くて、半熟卵との相性はばっちり。バターのほうは保存食ではあるんだけど、できたてのバターは別次元にうまい。それをたっぷり塗っているんだ。そのバターの材料がこのミルク。飲んでみろ、うまくなるのも頷けるだろ?」

「ルーナ、このホットミルク、大好き!」

「うん、とっても濃厚で甘いよ。ミルクってこんなに美味しかったんだ」


 お子様二人組は口元に白いひげを生やしていた。

 あっという間に、飲みきってお代わりを注文している。

 このベーコンエッグサンドを食べるためだけに、この宿を選ぶ者までいるそうだ。


 秘伝のソース以外のレシピは平凡。

 だが、材料へのこだわりが凄い。この宿の主人は牧場も経営しており、朝食に使う卵とミルクは毎朝、獲れたての物を使う。

 パンも自家製で焼き立て。

 そこまで拘っているから、ただのベーコンエッグサンドがご馳走になる。


「早起きして良かった」

「うんうん、もっと寝かせてーって思ったけど、これが食べられないのは悲しすぎるよ」

「ですね。あっ、デザートのハチミツヨーグルトも美味しい」

「この宿に住んでしまいたいわね」


 全員、ここの朝食はお気に召したようだ。

 俺も当然気に入っている。

 魔物のドロップアイテムはうまいが、こういう人の手で工夫されて生み出された味というのもいいものだ。

 気がついたら、全員デザートまで食べきっていた。


「おなかいっぱい」

「幸せだね。柔らかいベッドと美味しいご飯。やっぱり、人の生活にはこういうのが必要だよ」


 朝食が終わりまったりした空気が流れている。

 みんなリラックスしきっていた。


「ダンジョンから戻ってくると、当たり前のことにすごく感謝できるわね」

「まあな、どれだけ工夫してもダンジョンでの生活は不自由だからな……冒険者によっては、ダンジョンで辛くならないよう、ダンジョンの外でも快適な生活を封印していたりするぐらいだ」


 俺たちのダンジョン内での暮らしは他の冒険者からしたら、ふざけるなと怒鳴りたくなるほど恵まれたもの。それでも、地上と同水準とはいかない。

 そして、俺たちほど恵まれたダンジョン生活ができない冒険者たちは、別の方向性で工夫をしている。


「それってどういうことかな?」

「まずだな、柔らかい布団が恋しくなるのは、それを知っているからだ。温かくて柔らかい飯を食いたい、あるいは酒がほしいと思うのは、そのうまさを知っているからだ。欲しいものが手に入らないからストレスになる。だからいっそ、そういうダンジョンの外にしかない贅沢を忘れる。常に寝袋で寝て、食うものも焼き固めたパンや干し肉とかの保存食、酒は飲まない。そういう生活が当たり前ならダンジョン内での生活はいつもどおりと感じられる」


 逆転の発想。

 常に生活水準がダンジョンであれば、ダンジョンでの生活がまったく苦にならない。

 それで結果を出している冒険者も存在していた。


「うわぁ、それって生きていて楽しいの?」

「それは人によるな。普通の幸せより、ダンジョンを突破したり、宝を得ることのほうが幸せなら理に叶っている。……ただ、俺は普通の幸せも高難易度ダンジョンを突破する喜びも両方を噛みしめたい。どちらかなんて選ぶつもりはないよ」


 贅沢なことを言っている。

 しかし、それができるだけの知識と力が俺たちにはあるのだ。


「ルーナも賛成。美味しいものいっぱい食べたい。それから、ダンジョンのお宝もほしい」

「だよね。だから、ユーヤ兄さん、いきなり贅沢禁止とかいったら駄目だよ!」

「わかっているさ。ダンジョンだけが人生じゃない」

「ユーヤらしいですね。私たちほど楽しみながら冒険をしている冒険者って他にいません」

「ええ、最高のパーティーよ」


 そうして、俺たちは完全にリフレッシュした。

 これでまた今日から頑張れる。


 ◇


 宿を引き払う。

 そして、街の中央に移動し、そこにある巨大な魔法地図を見る。


「ユーヤおじ様、あれってもしかして世界地図?」

「よく気づいたな」

「城の宝物庫にあったの」


 世界地図なんて品は超貴重品であり、目にしたことがあるものはごく一部。

 なにせ、人の手で作り上げるのには凄まじい労力が必要でほぼ不可能。

 ダンジョン産の魔道具で、【世界地図】というものが存在しているが、それは非常に高値で取引される。


 なにせ、魔道具だけあって、ゲーム時代に存在した全て街や村の名前まで書かれているうえに、自身の現在位置がわかる。

 これを使えば、やりようによっては巨万の富を得られる。

 情報とは、最強の武器だ。

 こういうマジックアイテム以外にも、【世界地図】を人の手で写した地図も高値で取引されているが、贋作が多すぎて本物を見つけるのは至難の技。


「ユーヤ、赤い点が動いてる。あれ、何?」

「ああ、あれは浮遊大陸を指しているんだよ。世界のどこにいるかがわかる」

「ふうん、でも地図を見てもいまいちピンとこない」

「俺たちが浮遊大陸に乗ったのはこの辺だな。それで地図の青い部分があるだろ、こいつは海だ。つまり、俺たちは海を超えた場所にいる」

「けっこう、進んだ?」

「ああ、凄まじい移動距離だぞ。参考にだな、ここがグリーンウッドで、ここがフレアガルド、その二つの距離が指の第二関節ぐらいだろ? それで、俺たちが浮遊大陸に乗ったポイントと現在地は俺の掌二つ分」

「ものすっごく、移動してる!」


 浮遊大陸は最速の移動手段。

 世界に何箇所かある乗り場に近づく際には減速するが、そこ以外では凄まじい加速をしている。上に乗っている俺たちが違和感を覚えないのは何かしらの魔法のおかげだろう。


 浮遊大陸はそれ自体が攻略対象であるが、同時に大陸を渡る巨大な船でもある。

 大陸の間を渡るのに、普通の船なんてものを使っていたら何ヶ月かわかったものじゃない。

 浮遊大陸が客で溢れているのは、こういった需要もあってのこと。


「これを見に来たってことは、次の目的地は海の向こうというわけですね」

「ああ、オークションがある世界最高の商業都市ゴルドバランはここだ」


 ちょうど今いる大陸の中央にそれはあった。


「でも、かなり遠いわ。地図でみると近いように見えるけど、フレアガルドとグリーンウッドの三倍は距離があるわね。こっちの大陸で浮遊大陸から降りられる場所はどこかしら?」

「この辺だな」

「さらに遠くなるわ……ラプトル馬車でもそうとうかかるわよ」

「それだがな、ラプトル場所は使わない。ラプトル馬車は浮遊大陸に預けていく。すでに手続きはして金が払った」


 そんな長距離の旅をする気はない。

 なぜなら、もっと速い移動方法があるのだから。


「もしかして、雲の上を滑る船を使うんですか?」

「そうだ、実はな浮遊大陸の進行ルートには各主要都市に続く雲の道がある。それをたどれば、あっという間につく」


 浮遊大陸で大陸間を渡り、雲の道で目的地へ向かう。

 それが世界をまたぐ冒険をする際のセオリー。

 ゲーム時代は各大陸だけで、それなりに楽しめるように設計されていたが、本気で楽しみたいなら世界をまたぐ必要があった。


「良かったよ。でも、帰りは苦労しそうだよね。だって、雲を滑って降りることはできるけど帰ってくるときは浮遊大陸に乗れるところまでいかないといけないもん」

「それもなんとかできる。とにかく、行こう。ちょうど、ゴルドバランへの雲道あと一時間ほどで見えて来る頃合いだ」

「急がなきゃまずいじゃないですか!」


 フィルが慌てた声を上げる。


「いや、しばらくその雲の道に沿って飛ぶから、今日中なら大丈夫だ。さすがに、そこまでぎりぎりなら、もっと早く二人を叩き落とした。さあ、行こうか」


 俺たちは浮遊大陸の端へと向かう。

 あとは雲の道を見つけて飛び乗れば、あっという間にゴルドバラン。

 彼女たちにゴルドバランを世界最高の商業都市であり、世界最大のオークションが開催されると紹介したが、実はあえて言っていないことがあった。

 あそこには世界最大のカジノがある。

 そして、そのカジノを運営しているのは神々の使徒であり、その景品の一つは最強装備に必要な材料。

 オークションで元手を作り、ある程度必要なものを買ったあとは、カジノに挑戦だ。

 カジノは嫌いじゃない、大勝ちさせてもらうとしよう。

いつも応援ありがとうございます! 「面白い」「続きが気になる」と思っていただけなたら、画面下部から評価をしていただけると嬉しいです!

Mノベルス様から1/30に三巻が発売されます!
三巻はフィルが仲間になる三章を中心に加筆修正+書き下ろし、彼女の意外な一面が見られます
↓の画像をクリックで詳細情報をゲット!
ISBN978-4-575-24151-8.jpg

評価や感想は作者の原動力となります。
読了後の評価にご協力をお願いします。 ⇒評価システムについて

文法・文章評価


物語(ストーリー)評価
※評価するにはログインしてください。
感想を書く場合はログインしてください。
お薦めレビューを書く場合はログインしてください。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。

この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!

転生したらスライムだった件

突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた! え?…え?何でスライムなんだよ!!!な//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全303部分)
  • 41460 user
  • 最終掲載日:2016/01/01 00:00
レベル1だけどユニークスキルで最強です

コミカライズ連載中!(ニコニコ漫画・水曜日のシリウス内) ブラック企業で過労死した佐藤亮太は異世界に転移して、レベルが1に固定される不遇を背負わされてしまう。//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全481部分)
  • 29756 user
  • 最終掲載日:2019/07/02 18:00
異世界転移で女神様から祝福を! ~いえ、手持ちの異能があるので結構です~

 放課後の学校に残っていた人がまとめて異世界に転移することになった。  呼び出されたのは王宮で、魔王を倒してほしいと言われる。転移の際に1人1つギフトを貰い勇者//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全258部分)
  • 35053 user
  • 最終掲載日:2019/06/30 00:00
聖者無双 ~サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道~

地球の運命神と異世界ガルダルディアの主神が、ある日、賭け事をした。 運命神は賭けに負け、十の凡庸な魂を見繕い、異世界ガルダルディアの主神へ渡した。 その凡庸な魂//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全373部分)
  • 31492 user
  • 最終掲載日:2019/04/11 22:00
ありふれた職業で世界最強

クラスごと異世界に召喚され、他のクラスメイトがチートなスペックと“天職”を有する中、一人平凡を地で行く主人公南雲ハジメ。彼の“天職”は“錬成師”、言い換えればた//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全356部分)
  • 41623 user
  • 最終掲載日:2019/06/22 18:00
回復術士のやり直し~即死魔法とスキルコピーの超越ヒール~

※ヤングエースアップ様にてコミカライズがスタート。無料で掲載されています ――世界そのものを回復《ヒール》してやり直す。 回復術士は一人では戦えない。そんな常識//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全179部分)
  • 30112 user
  • 最終掲載日:2019/06/30 18:01
二度目の人生を異世界で

唐突に現れた神様を名乗る幼女に告げられた一言。 「功刀 蓮弥さん、貴方はお亡くなりになりました!。」 これは、どうも前の人生はきっちり大往生したらしい主人公が、//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全404部分)
  • 30751 user
  • 最終掲載日:2018/05/21 12:00
望まぬ不死の冒険者

辺境で万年銅級冒険者をしていた主人公、レント。彼は運悪く、迷宮の奥で強大な魔物に出会い、敗北し、そして気づくと骨人《スケルトン》になっていた。このままで街にすら//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全571部分)
  • 30822 user
  • 最終掲載日:2019/07/02 18:00
転生賢者の異世界ライフ ~第二の職業を得て、世界最強になりました~

 ブラック企業に酷使された男が転生したのは、ステータスやスキルのある世界。  その世界で彼は、冒険者になることさえ難しい不遇職『テイマー』になってしまう。 //

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全145部分)
  • 33838 user
  • 最終掲載日:2019/07/01 19:13
魔王様の街づくり!~最強のダンジョンは近代都市~

 書籍化決定しました。GAノベル様から三巻まで発売中!  魔王は自らが生み出した迷宮に人を誘い込みその絶望を食らい糧とする  だが、創造の魔王プロケルは絶望では//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全223部分)
  • 34937 user
  • 最終掲載日:2018/03/30 19:25
真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました

 勇者の加護を持つ少女と魔王が戦うファンタジー世界。その世界で、初期レベルだけが高い『導き手』の加護を持つレッドは、妹である勇者の初期パーティーとして戦ってきた//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全145部分)
  • 32891 user
  • 最終掲載日:2019/07/03 11:16
転生貴族の異世界冒険録~自重を知らない神々の使徒~

◆◇ノベルス5巻 5月15日 & コミック2巻 5月31日より発売予定です◇◆ 通り魔から幼馴染の妹をかばうために刺され死んでしまった主人公、椎名和也はカイン//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全189部分)
  • 30967 user
  • 最終掲載日:2019/06/02 07:00
アラフォー賢者の異世界生活日記

 VRRPG『ソード・アンド・ソーサリス』をプレイしていた大迫聡は、そのゲーム内に封印されていた邪神を倒してしまい、呪詛を受けて死亡する。  そんな彼が目覚めた//

  • ローファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全186部分)
  • 32015 user
  • 最終掲載日:2019/06/11 12:00
デスマーチからはじまる異世界狂想曲( web版 )

◆カドカワBOOKSより、書籍版16巻+EX巻、コミカライズ版8+EX巻発売中! アニメBDは6巻まで発売中。 【【【書籍版およびアニメ版の感想は活動報告の方に//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全634部分)
  • 42609 user
  • 最終掲載日:2019/06/30 18:00
無職転生 - 異世界行ったら本気だす -

34歳職歴無し住所不定無職童貞のニートは、ある日家を追い出され、人生を後悔している間にトラックに轢かれて死んでしまう。目覚めた時、彼は赤ん坊になっていた。どうや//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全286部分)
  • 32921 user
  • 最終掲載日:2015/04/03 23:00
蜘蛛ですが、なにか?

勇者と魔王が争い続ける世界。勇者と魔王の壮絶な魔法は、世界を超えてとある高校の教室で爆発してしまう。その爆発で死んでしまった生徒たちは、異世界で転生することにな//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全555部分)
  • 32503 user
  • 最終掲載日:2018/11/25 01:03
異世界迷宮で奴隷ハーレムを

ゲームだと思っていたら異世界に飛び込んでしまった男の物語。迷宮のあるゲーム的な世界でチートな設定を使ってがんばります。そこは、身分差があり、奴隷もいる社会。とな//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全222部分)
  • 30116 user
  • 最終掲載日:2018/10/24 20:00
ここは俺に任せて先に行けと言ってから10年がたったら伝説になっていた。

【コミカライズも決定!】 第2巻が5月13日から発売開始です! 勇者パーティーは強力な魔神の大群におそわれた。このままでは全滅必至。  パーティーの一人、最強//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全258部分)
  • 30441 user
  • 最終掲載日:2019/06/30 18:00
異世界のんびり農家

●KADOKAWA/エンターブレイン様より書籍化されました。  【書籍五巻 2019/04/05 発売中!】 ●コミックウォーカー様、ドラゴンエイジ様でコミカラ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全550部分)
  • 33493 user
  • 最終掲載日:2019/06/27 17:48
(´・ω・`)最強勇者はお払い箱→魔王になったらずっと俺の無双ターン

※書籍版3巻は3/29発売です! コミック1巻は4/12ですよろしくね!※  至高の恩恵(ギフト)を授かり、勇者となった男がいた。彼は魔王を倒し、人の世に平穏//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全115部分)
  • 30006 user
  • 最終掲載日:2019/04/12 12:12
とんでもスキルで異世界放浪メシ

■7月25日に書籍7巻、本編コミック4巻、外伝コミック2巻が同時発売です!■ 《オーバーラップノベルス様より書籍6巻まで発売中です。本編コミックは3巻まで、外伝//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全476部分)
  • 44372 user
  • 最終掲載日:2019/07/01 22:56
レジェンド

東北の田舎町に住んでいた佐伯玲二は夏休み中に事故によりその命を散らす。……だが、気が付くと白い世界に存在しており、目の前には得体の知れない光球が。その光球は異世//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全2147部分)
  • 30701 user
  • 最終掲載日:2019/07/03 18:00
盾の勇者の成り上がり

《アニメ公式サイト》http://shieldhero-anime.jp/ ※WEB版と書籍版、アニメ版では内容に差異があります。 盾の勇者として異世界に召還さ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全940部分)
  • 31113 user
  • 最終掲載日:2019/07/02 10:00
陰の実力者になりたくて!

【7月26日書籍3巻発売!】コミック一巻も同時発売です!  どこにでもいる普通の少年が――実は最強。  そんな『陰の実力者』に憧れた少年が異世界に転生する。//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全196部分)
  • 34737 user
  • 最終掲載日:2019/06/28 00:00
八男って、それはないでしょう! 

平凡な若手商社員である一宮信吾二十五歳は、明日も仕事だと思いながらベッドに入る。だが、目が覚めるとそこは自宅マンションの寝室ではなくて……。僻地に領地を持つ貧乏//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全205部分)
  • 33939 user
  • 最終掲載日:2017/03/25 10:00
私、能力は平均値でって言ったよね!

アスカム子爵家長女、アデル・フォン・アスカムは、10歳になったある日、強烈な頭痛と共に全てを思い出した。  自分が以前、栗原海里(くりはらみさと)という名の18//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全394部分)
  • 32468 user
  • 最終掲載日:2019/07/02 00:00
賢者の孫

 あらゆる魔法を極め、幾度も人類を災禍から救い、世界中から『賢者』と呼ばれる老人に拾われた、前世の記憶を持つ少年シン。  世俗を離れ隠居生活を送っていた賢者に孫//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全147部分)
  • 35070 user
  • 最終掲載日:2019/07/01 23:08
失格紋の最強賢者 ~世界最強の賢者が更に強くなるために転生しました~

とある世界に魔法戦闘を極め、『賢者』とまで呼ばれた者がいた。 彼は最強の戦術を求め、世界に存在するあらゆる魔法、戦術を研究し尽くした。  そうして導き出された//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全298部分)
  • 40619 user
  • 最終掲載日:2019/07/03 19:00