オリックスとの間で6月30日に成立した大型トレードについて、中日・与田監督は2日、「時間をかけていろいろ考えていたことだが、両チームの両選手にとって、1軍の試合に少しでも出られるように願ってのトレード」と語った。加入する松葉については「実績も含めて能力を評価している。リーグが変わることでプラスの要素を出してくれれば、という期待もしている」と言い、楽天コーチ時代に見た印象を聞かれると「投球術もトータルで高いものを持っている。いい印象のある選手」と続けた。同じく移籍してくる武田については「肩も強いし、速いボールにも強いと思う。イキの良さ、思い切りの良さに期待している」と語った。
金銭トレードでオリックスへ移籍するモヤについては「いいものを持っていても1軍で出してあげられない。活躍できる場所を探してあげるのもこっちの責任。他で活躍されて困るとかではなく、1軍で常時使ってあげられない状況だから(トレードは)考えていた」と胸の内を明かした。