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世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する 作者:月夜 涙(るい)

第五章:暗殺者は刃を研ぐ

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第七話:暗殺者は口説く

昨日、7/1(月)に暗殺貴族二巻が角川スニーカー文庫から発売しました!

大幅な加筆修正と、マーハとエポナがもっと好きになれる、すごく力作の書き下ろしが読めるので書籍化版も是非!

 三人で王都へと入る。

 王都へ入るときは貴族専門の入場門を使った。


 周囲から見れば、世間知らずの貴族令嬢三人が王都見学に来たように見えるだろう。

 なにせ、見るからに成金じみた装いで、金持ちというのをアピールしているのに、護衛の一人も連れていない。

 いくら治安のいい王都とはいえ、あまりにも無防備で愚かとしかいいようがない。

 それでいて美少女ぞろいなのだから。凄まじく目立つ。

 本来、暗殺者は目立たないように振る舞うのだが、今回は目的のためにあえて目立つように振る舞っている。

 王都についてからは、田舎から来た成金御用達の店で昼食を取ったあと、雑談しながら観光を満喫している。


「さっきのランチ、良かったよ。王都のご飯って美味しいよね」

「はい、とっても美味しいです。でも、とってもとっても高いです。今回使ったお金があれば、一週間分のメニューが作れちゃいます」


 純粋にディアは食事を楽しめていたが、タルトのほうは値段が気になって、ぜんぜん楽しめていなかった。

 羽振りがいい成金貴族のバカな令嬢を演じるために、あえてそういう店を選んだ。

 ……にしてもタルトはやはり演技が下手だ。成金貴族の令嬢だという設定だと言っているのに素が出ている。


わたくしは楽しかったわ。毎日気取ったものだと疲れてしまうけど、たまにはこういうのもいいわね」


 まだ、俺の女言葉になれないのか、タルトとディアの笑顔がちょっと引きつる。

 今の俺は女装しているので、口調だけでなく声音、仕草、何から何まで女性のものだ。 小声でディアが『違和感がなさすぎて逆に怖いよ』と漏らした。

 ちなみに、俺の装いは二人に比べると劣る。

 仲良し三人組だが、その実財力では一歩劣るという設定。そして偽りの身分では貴族の階級としては一番上でリーダー格。

 そんな面倒な設定にしているのは、ターゲットの共感を得やすくするため。

 身分はあるが金はない。高貴であるが困窮。設定をかぶせることは共感を得る基本。


「王都に入るって大変だって思ってたけど、あっさりだったね」

「はい、身分証だけで入れちゃうんですね」

「言ったでしょ。王都観光なんてわけないって。私たちは貴族なのよ。もっと堂々としてなさい」


 用意した身分証は、別人のものだが本物だ。

 金に困っている貴族はいくらでもいる。少々金をちらつかせるだけで、簡単に譲ってもらえる。

 そして、貴族の身分証さえあれば、定住はともかく王都に入るだけはできる。


「それとさ、こんな動きにくい格好したのどうしてなの? これ、ドレスだよね。街中、これで歩くのしんどいよ」

「せっかくの王都観光なのよ。おめかししないと。舐められるわ!」


 ちなみに今のセリフは、金がないのに見栄っ張りという設定ゆえだ。


「それだけじゃないよね」


 タルトの質問に、今の世間知らずな貴族令嬢三人組という設定のまま答えることはできない。

 風の魔法を使う。その名は【囁き】。

 小声で囁いた言葉を、相手の耳元に届ける、また相手の口元の音をこちらに届ける魔法。

 どうあっても聞き取れない小声同士でも会話ができるし、この魔法の仕様を前提にし、唇をほとんど動かさずに誰にも聞きとれない小声で話す訓練も二人に施していた。

 俺たちは外から見れば無言で歩いているようにしか見えない。


『俺に罪を着せる証言をする男が開催しているパーティに参加する予定だ。それなりの衣装が必要だった。そいつは頻繁にパーティを開いていてな。そこで俺がそいつを口説き落として、部屋に連れ込ませる。そうすれば、誰の邪魔も入らず説得ができるだろう? 二人にはサポートを頼みたい』

『……あのさ、その作戦で口説き役が男のルーグってそれなりに傷つくんだけど』

『俺が一番、適正がある。それに、タルトやディアが男を口説くところを見たくないんだ』

『えへへ、そう言われると悪い気がしないね』

『私も嬉しいです。……でも、ルーグ様は身代わりになって、男の人にあんなことや、こんなことを。ごくりっ』

『いや、部屋に連れ込ませるまでが女装の目的だからな?』

『あはは、そうですよね。安心しました』


 なぜか、安心しましたといいつつ、がっかりしているように聞こえたのは気の所為だろうか。

 あえてディアの魅力を損なうメイクをしたり、タルトの巨乳を隠したのは、彼女たちが性的な意味で狙われないようにするため。

 かといって、ブサイクにしてしまうとパーティにふさわしくないと思われる。

 そのため、彼女たちの魅力を半減させることで、パーティには呼ばれるが男には狙われないラインを狙っている。

 その半面、俺は口説き役なので、全力で作り込んである。

 ……ただ、胸がなくともタルトは魅力的で可愛いし、肌を汚くしてそばかすを浮かしてなおディアは美少女だ。もう少し、彼女たちの魅力を減らすべきだったと後悔している。


『でも、パーティって結構お金がかかるのに、しょっちゅう開くなんて、景気のいい貴族なんだね』

『普通はそう考えるが、そいつは違う。むしろ金を集めるためにパーティをしているんだ』

『あの、お金がかかるパーティで、どうしてお金を集めるんですか?」

『所謂、かつての名門なんだ。父親が無能な上に美術品に傾倒して、資産を食いつぶし借金を作った上、強引に物を集めようとして各所から顰蹙を買って没落した。それでも、家の名前にはまだ価値がある。その名で開かれるパーティに参加すること自体がステータスだ。だから、金だけはある成金たちが喜んで参加する……大金を払ってでもな』

『うわぁ、貴族の誇りを売るほうも売るほうだけど、そういうのをお金で買えると思っているのもどうかと思うよ』


 もと大貴族だけあって、そういうのをディアは嫌悪している。

 金だけあっても、品位や伝統は買えない。

 だから、名のある貴族とつながりがあるという事実を買う。

 むろん、貴族社会からすれば、没落貴族と繋がっていても嘲笑の対象にしかならないのだが、成金同士でマウントを取り合うのであれば、貴族の内情なんてどうでもいい、ただ有名貴族のパーティに呼ばれているという事実だけあればいい。


『もう一つ、気になることがあります。どうして女の子のほうが都合がいいって言ったんですか?』

『それだがな、どうやらそいつは、スポンサー……パーティに参加する金持ちどもに、美人を揃えろ、それも育ちのいい貴族令嬢を用意しろと言われて、てんてこまいらしい。もう、貴族社会ではそいつの悪い噂が広がっているから、普通の貴族は相手にしない。なにせ、金でなんでも買えると思ってる成金連中だ。娘なんて連れていけば娼婦扱いされかねない。そんな奴が、王都見学に来た世間知らずの可愛い女の子三人組を見たらどう思う?』

『……だまくらかして、パーティに参加させたくなるね』

『でも、私たちが来たことに気付くんですか?』

『偶然、そうなる可能性は低いな。だが、仕込みは済ませてある。王都に用意した俺の目、今回の情報を掴んだ男も貴族でな。今回使った身分証の持ち主と親戚なんだ。だから、親戚の貴族令嬢が友達二人を連れて、お忍びで遊びに来ることをターゲットに伝えさせている。案の定、食いついたよ。あと十分ほどで約束の時間だ』


 暗殺において、何より大事なのは事前の仕込みなのだ。

 殺すのは一瞬だが、その前にどれだけの準備をしているかが重要になる。


 ◇


 王都の東にある噴水は有名な観光名所であり、よく使われる。

 王都に設置した俺の目には、ここで待つように言われている。

 懐中時計を見ると、約束の時間。

 そろそろか。


「おっ、ルー、もう来てたのか。そっちが友だちかい?」


 ルーというのは女装した俺の名だ。金髪を刈り上げた爽やかな男が手を降って走ってくる。

 そして、こいつはロバートといい、子爵家の次男。

 英雄に憧れている、俺の信者。……そして、彼の後ろにはターゲットがいる。

 バカで世間知らずな貴族令嬢を騙し、パーティに参加させて、成金共の見世物にするために。


「お久しぶりね。ロバート兄さん。悪いわね、お仕事で忙しいのに」

「可愛い従姉妹のためだ。構わないさ。そっちの二人が友達かい?」

「ええ、二人共ロバート兄さんに会いたいと言っていたわ。トルテとティルよ」

「はじめまして、トルテです。ルーからお話は伺ってます」

「私はティルよ。今日はよろしくね! 王都観光、ずっと楽しみだったんだ」

「三人共可愛いね。お兄ちゃん、張り切っちゃうよ!」


 タルトはトルテ、ディアはティルと名乗っている。買った身分証にある名だ。

 俺とロバートは、まるで十年来の知り合いのように仲良く話して盛り上がる。

 どこからどうみても、仲のいい兄妹のよう。

 こんな演技をしているのは、ロバートの後ろにいるターゲットにこちらを信用されるため。

 にしてもやはりロバートは使えるな。自然な演技、頭がよくこちらの意図を察してうまく会話を繋げてくれる優秀な男だ。

 さて、これだけ仲のいいところを見せれば十分。……仕掛けよう。


「あの、ロバート兄さん、そちらの方は知り合いなの?」

「ああ悪い、俺の友達でね。君たちを社交界に招いてくれる王子様だ。おまえ、そういうの憧れてるって言ってただろ」

「社交界? どういうことなの?」


 成金どもの要望に応えるために貴族令嬢がほしい男。

 その目の前に美人で世間知らずな貴族令嬢が三人いて、王都のパーティに憧れている。どうなるかなんて明白だ。


「それについては俺が話しましょう。俺は、グラン・フラントルード。若いが伯爵家の当主なんてものをやっています。あなた方を是非、俺の開催する社交界にお招きしたい」

「王都の社交界。うれしい! きらきらしたシャンデリアが輝くダンスホールで、美しい音楽と、優雅なダンス……あっ、ごめんなさい。その、田舎で、そういうきらきらしたのがなくて、私、そういうのに憧れていて」

「いえ、気になさらないで。そこまで喜んでくださるなら、俺も招く甲斐があるもの。ご要望のシャンデリアもダンスホールも、美しい音楽も、ダンスを嗜む上流階級の人々もすべてパーティにはありますよ。思う存分楽しんでください」

「ありがとう! ふふっ、おめかしして来て良かったわ。ねっ、トルテ、ティル、言ったでしょ。やっぱり、お洒落するべきだったでしょ!?」

「ええ、皆さんの格好であれば、そのままパーティに出られますよ」


 にこやかに微笑む。

 グラン・フラントルード伯爵についての情報はリサーチ済。

 二十半ばだが、彼の言う通り、すでにフラントルード伯爵家の当主。

 彼はたまたま、俺が魔族と戦った日、あの場にいたからこそ証人役に選ばれた。

 また、選ばれた理由はそれだけじゃない、彼が家を再興するためなら、なんでもする男だからで黒幕が金を積めばどうとでもなると判断した。


 フラントルード伯爵家は、先代当主の浪費癖で傾いていた、このままでは家が滅ぶ。

 だから彼は父を殺し、自らが当主になり家を救うと決めた。

 その後は、父の集めた美術品を売ることで財政を立て直そうとしたが、彼の父は物を見る目がなかったようで、そのほとんどが贋作で金にならず借金の利子にすら困る有様。

 そんな彼が目をつけたのは、フラントルード伯爵家の名を利用して、成金たちに取り入ること。


 個人的には嫌いじゃない。

 覚悟と実行力があり、やることは理に叶っている。 

 彼のとった方法は薄汚い。しかし、それしか手がなかったのも事実。


「トルテ、ティル、あなたたちも礼をしなさい。王都のパーティ、参加したいでしょ?」

「ありがとうございます」

「うわぁ、王都のパーティ、うれしいなぁ」


 若干ディアのほうが棒だが、許容範囲内。

 事実、フラントルード伯爵は笑っている。

 目の奥にあるのは、隠しきれないこちらを馬鹿にする色。


 ……『田舎の成り上がりが、騙されているとも知らずに』とでも思っているのだろう。

 彼はどちらが騙されているかを知らない。

 一番、騙しやすい相手は、こちらを騙していると思い込んでいる相手だ。見下しているがゆえに、隙だらけ。

 そうして、俺はフラントルード伯爵と雑談をしつつ探りを入れていく。


 そして、もうひとつ確信する。

 今の俺はフラントルード伯爵の好みであるらしい。

 いやらしい目を集中的に向けている。まあ、そうなるようロバートから彼の好みを聞き出して、この姿を作り上げたのだから。

 髪の色も、髪型も、服装も、口調も、仕草も、香りも、話題も彼好み。

 貴族の位は高くても取り巻きより金がないことがコンプレックスであり、見栄を張っている。そういう彼が共感しやすい設定を匂わすことも忘れない。

 こうして雑談をしながら、微調整をし、より彼好みの女へと修正していく。


 他にも、この短い会話でいくつかわかった。

 この男は、尊敬されたがっている。

 まともな貴族たちからは、貴族の誇りを売る愚か者とバカにされ、成金どもからは金でいいように使われつつ、ごきげんを取るしかない。

 どんな手を使ってでも滅びゆく家を立て直そう血反吐にまみれながら努力しているのに、身内からは反感を買う始末。彼は誰からも認められず苦悩している。


 そんな中、世間知らずの貴族令嬢が向ける羨望はさぞ心地良さそうだ。適当なお世辞一つで喜んでいる。

 もっと煽てて、部屋に連れ込もうとするだろう。

 密室で二人きりになれば、この男を完璧な操り人形にできる。


「では、お嬢様がた。こちらの馬車へ。俺の屋敷へ案内しましょう。そうだ、遠回りをしましょうか。王都観光に来たのでしたね」

「あら、素敵。とっても気配りができるのね。王都の紳士ってみんなこうなの? 私の知っている男とは雰囲気がぜんぜん違うわ」

「ははは、みんながこうというわけではありませんが、少なくとも俺は女性への気配りを欠かしたことがありません」


 さらに上機嫌になった。

 なるほど、ただ褒めるのではなく、周囲より優れていると言われるほうが嬉しいのか。

 コンプレックスの裏返しだろう。いくらでもこいつの喜ぶ言葉は吐き出せる。

 パーティに集まる成金たちとは気品が違う、あなたこそが本当の貴族、などなど。

 普段、こいつが煮え湯を呑まされている連中を引き合いに出して褒め続けよう。


「フラントルード様、あっ、あの、パーティでは一緒に踊ってくださらない? あなたと踊りたいの」

「積極的なお嬢さんだね。いいですよ、俺で良ければ」


 馬車に乗る際、俺だけを彼は手を差し出しエスコートし、他の二人は部下に任せた。

 第一段階は成功。

 初対面で好印象を与えつつ、タルトとディアには手を出させない。

 全員が乗り込み、馬車が走り出す。

 この状況は面白いな、双方が相手を騙していると考えている生粋の嘘つき同士だ。

 だが、騙し合いの決着がつくのはそう遠くない。

 半日もするころには、誰が一番嘘つきなのか明白になるだろう。

 

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