【競馬・ボート・競輪】[競馬]プロキオンS ドバイで2着、マテラスカイ帰国初戦で連覇2019年7月2日 紙面から
夏の中京競馬2週目は「第24回プロキオンS」(GIII・7日・中京・ダート1400メートル)がメイン。昨年レコードで逃げ切ったマテラスカイが連覇を狙って今年もスタンバイ。前走のドバイゴールデンシャヒーン(GI)で2着惜敗。秋には米国遠征が控えているだけに帰国初戦をしっかりと白星で飾りたい。 連覇を目指すマテラスカイが、仕上がりの良さを見せている。 2度目のドバイ遠征となった、前走のドバイゴールデンシャヒーンで2着と好走。「その前の根岸S(13着)は状態が底だったが、そこから立て直すことができた。予想以上に頑張ってくれました」と清水亮助手は改めて健闘をたたえた。 帰国後は放牧に出てリフレッシュ。帰国初戦を前に「気持ちもリセットされたと思う」と不安の色はない。6月26日の1週前リハは栗東坂路で一杯に追われ、4F50秒5-36秒6-12秒0。当日の一番時計をマークした。「いい動きでしたね。雰囲気はすごくいいですよ」と納得の笑みを浮かべる。 不良馬場で行われた昨年は、マイペースの逃げから直線で後続を突き放し、1番人気インカンテーションに4馬身差の圧勝。1分20秒3のレコードタイムのおまけ付きだった。「勝つ時は、すごく強い」と武豊もうなるほどの鮮やかな勝ちっぷりだった。 「もう少し筋肉がついてきそうな感じはある」と同助手は伸びしろを口にする。今秋には米国に遠征し、「BCスプリント」(GI・11月2日・サンタアニタ)参戦が控えており、ここは負けられない一戦だ。「楽しみです。秋につなげてほしいですね」。まずは帰国初戦をものにする。 (栗東取材班)
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