ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

やすらぎの刻~道 第61話 石坂浩二、大空眞弓、でんでん、板谷由夏… ドラマの原作・キャスト・主題歌など…

『やすらぎの刻~道 #61 テレビ朝日開局60周年記念』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. 高砂
  2. 地震
  3. 円ショップ
  4. 怜子
  5. 玉子
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  7. 店員
  8. 万引
  9. エリ
  10. 一人
  11. 菊村先生
  12. 緊急地震速報
  13. 桂木夫人
  14. 失礼致
  15. 先生
  16. 電話
  17. カゴ
  18. セリフ
  19. タレント
  20. テレビ

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『やすらぎの刻~道 #61 テレビ朝日開局60周年記念』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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やすらぎの刻~道 #61 テレビ朝日開局60周年記念[解][字]

巨匠・倉本聰氏が1年間をかけて描くのは、山梨を舞台に昭和~平成を生き抜いた無名の夫婦の生涯。そして『やすらぎの郷』のその後。2つの世界が織り成す壮大な物語!

詳細情報
◇番組内容
桂木怜子(大空眞弓)と中川玉子(いしだあゆみ)の万引き騒動も落ち着き、菊村栄(石坂浩二)は『道』のシナリオ執筆に戻る。
根来公平(風間俊介)や兄・三平(風間晋之介)の軍事教練が始まるが、三平は教官たちの標的にされ、壮絶なしごきに耐える毎日に…。そんな三平に、ある日、西条五介(小久保寿人)が声をかける。年が明け、友達になった五介達が根来家に遊びに来る。公平達は久しぶりに笑い合い、楽しい時を過ごす。
◇出演者
石坂浩二大空眞弓、でんでん、板谷由夏草刈民代名高達男いしだあゆみ
◇作
倉本聰
◇音楽
島健
◇演出
阿部雄一
◇主題歌
中島みゆき『慕情』『進化樹』『離郷の歌』(株式会社ヤマハミュージックコミュニケーションズ
◇スタッフ
【チーフプロデューサー】五十嵐文郎テレビ朝日
【プロデューサー】中込卓也テレビ朝日)、服部宣之(テレビ朝日)、山形亮介(角川大映スタジオ)
◇おしらせ
☆番組HP
 https://www.tv-asahi.co.jp/yasuraginotoki/
☆Twitter
 https://twitter.com/yasuragino_toki
☆Instagram
 https://www.instagram.com/yasuraginotoki/

 

 


(菊村 栄)〈その日

やすらぎの郷から40分ほどの
大浜市に

100円ショップの大型新店舗が
新たにオープンした〉

〈しかし その日
その店を舞台にして

とんでもない事件が
勃発していた事には

我々は
全く気づいていなかったのだ〉

(店員)どうしたの?
(店員)万引きみたい。

(高砂)桂木… 怜子さん?

私ですよ。

昔 湾岸テレビの衣裳部にいた
高やんですよ!

ハンチングの高砂一平!

(怜子)高やん…。

3年前 リストラされて

今は こんな事をやってまして…。

♬~

ちょっと お待ちを。

♬~

(指を鳴らす音)

♬~

表へ出ましょう。

お荷物は これで全部ですか?
はい。

♬~

(店員)いらっしゃいませ。

ここは珍しく
タバコが まだ吸えます。


まったく
嫌な世の中になりました。

いやあ まったく驚きました。

砧の国際放映のそばの東華飯店で

うまにそばを ごちそうになって。
あの日以来です。

あの時 ごちそうになった
うまにそばの味

私 一生 忘れられません。

あの時は
つまらない愚痴を聞いて頂いて

私 不覚にも泣いちまって…。

本当に
あの時の事は感謝してるんです。

(怜子)ねえ。

はい。

今 もめてる大河
『山波』 ご覧になってる?

見てます。

あの衣裳 何?
時代考証がなってないわ。

まったくです。

大体 今のタレントの女の子
着物を着た事がないんです。

それにしたって
あの着付けは ひどすぎるわ。

おっしゃるとおりです。

着物を知ってる衣裳の者が
どんどん首を切られて

代わりに スタイリストと称する
訳のわからない ねえちゃん方が

我が物顔に
タレントに ひっついて…。

それじゃあ ちゃんとしたドラマが
できるわけないわ。

まったくです。 まったく同感です。

ところで いつからです?

いつから この… なさってます?

♬~(店内の音楽)

♬~

私の今いる業界では
だいぶ前から噂になってます。

100円ショップ専門に荒らす

見た目セレブな
2人組のばあさん…。

失礼!

老婦人の事が
あちこちで話題になってまして。

(高砂)ただ 被害額が
100円ショップですから

いずれも 額としては
たかが知れたもので

いつも 現物が出てくるのは

もう一人の
あちらの おばあ…

婦人からなので

あなたの事が
共犯者であるかどうかは

半分
まだ確信が持てないでいます。

あの方は どなたです?

お知り合いなんでしょう?

(店員)失礼します。

(高砂)コーヒーはこっち。 はい。

(高砂)どうも どこかで見た
顔のような気はするんですが


いくら考えても
思い出せなくて…。

(高砂)あの人
絶対に住所は言わないし

お金は すぐに弁償なさるし

お孫さんへのプレゼントだって

本当にうまい
真に迫った演技をなさるんで

結局
いつも放免されちゃうんです。

♬~

ところで 夫人は今
どこにお住まいです?

やすらぎの郷よ。

やすらぎの郷って
あの やすらぎの郷ですか?

そうよ。

♬~

あそこには 確か

脚本家の菊村先生も
いらっしゃいますよね。

菊村先生 ご存じなの?

亡くなった奥様の堺律子さん。

あの方と うんと親しくて

お宅にも
何度か お邪魔してます。

律ちゃんが亡くなって

やすらぎの郷に入られた
という事も

わざわざ 先生から
お手紙頂きまして…。

高やん。

私 防犯カメラに
映っちゃってるんでしょ?

はい。

(高砂)ただし あなたが 商品を

ご自分のカゴに
入れるところだけで

持ち出したという証拠は
ありません。

あなたが どこかで

あの もう一人の方と
カートごとか カゴだけを

すり替えたんだろうという
推測はできますが

そこの証拠は
まだ ありません。

(高砂)あの もう一人の方
お知り合いですね?

(怜子)私の付き人を
60年もやってくれてるの。

昔 映画界で

小津さんや五所さんに
かわいがられて

テレビに乗り遅れた人。

中川玉子。

玉ちゃんですか!?

あの かわいかった
玉ちゃんですか!

それが あの ばあさんに
なっちゃったんですか?

残酷な言い方…。

失礼。 しかし…。

時は残酷よ。

私だって…。

♬~

二段重ねですか…。


すいません
ちょっと失礼致します。

有坂さん…。

やすらぎの郷という所で
コンシェルジュをやっております

有坂エリと申します。

少し お話に加わらせて頂いても
よろしいでしょうか?

〈昔 湾岸テレビの衣裳部にいた
高やんこと高砂平氏から

いきなり電話がかかってきたのは
その日の夕方の事である〉

(電話)

はい 菊村です。

はい。 えっ?

ああ… ハハハハ…! 高やん!

フフッ… ハハッ…。

久しぶりだね。
その後 どうしてるの?

うん… ハハハ…。

うん。 うん…。

ええっ!?

〈桂木夫人と
中川玉子さんに関する

驚天動地の事件の概要を

私は その電話で初めて知った〉

(エリ)警察の人が言うには

万引きを
繰り返してたそうなんです。

(名倉みどり)万引き?
(名倉修平)万引き…?

(携帯電話の振動音)

ちょっと すいません。

もしもし 有坂です。

お電話ありました? そちらにも。

そうなんですよ。 はい。

また こちらから お電話致します。
失礼致します。

(ため息)

誰?
あっ 菊村先生です。

それでですね あの…。
(ノック)

(三枝奈々)失礼します!

今 保安から連絡が入って

玉子さん パトカーで
送られてくるそうです!

(エリ)パト…。

どうすりゃいいのさ この私。

あなた ふざけてる場合じゃ
ないでしょう!

失礼致します。

あっ…。
ちょっと 私も行く。

あっ… おいおい…。

♬~

(怜子)玉ちゃん!

ああ… もう 駄目ね
あんな事して。

はあ… でも よかった。
忘れよう。 ねっ?

忘れて 明日から
また新しく出直そう。 ねっ?

(エリ)あっ… すいません。
大丈夫ですか?

すいません こんな時間まで
お手間とらせちゃって。

さあ 行こう。

♬~

先生。
ん?

私ね 夫人に聞いたんです。

どうして
そんな事なさるんですか? って。

そしたら

先生のセリフに
前 あったんですって。

えっ… 俺のセリフ? なんて?

人は 周りに何かされるのと
周りに何かをして喜ばれるのと

どちらが生きがいか
って言われたら それは

あとのほうだって。

人に何かをして
喜ばれるほうだって。

うーん…。

100円ショップの
つまらないものでも

あんなに喜ぶ顔を見たら

嬉しくって 嬉しくって
やめられなくなったんですって。

しかし それにしても 玉子さんを
巻き込むなんていうのはさ…。

玉子さんがね
映画で売れなくなって

テレビに紹介したのが
桂木夫人なんですって。

あの ほら 『鎌倉夫人』で
いつもそばにいた乳母を

昔から 玉子さん
やってたでしょ?

そこからの関係なんですって。

主人のような お姉さんのような
関係になっちゃったって…。

(ため息)

〈その晩 部屋に帰ったら
コテージの入り口に

リボンの付いた小さな箱が
置いてあった〉

ええ~?

(ため息)

ヘッドスパワイヤー」

「頭皮にシャワーのような

心地よいゾクゾクとした
不思議な感覚がえられます」

〈100円ショップの
つまらないものでも

人の喜ぶ顔を見るのが嬉しい〉

〈そう言ったという桂木夫人の
悲しい喜びが 心に染みた〉

(サイレン)

(アナウンス)「緊急地震速報

地震が来ます! 地震が来ます!
地震が来ます!」

緊急地震速報

地震が来ます! 地震が来ます!
地震が来ます!」

緊急地震速報

(荒垣中尉)お国のため 直ちに
命を投げ出す覚悟のある者

一歩 前へ!