【Avidemux】字幕の入れ方【Tips】
Avidemuxの字幕フィルタは、フォントサイズや位置、フォントの色をMediacoderよりも直感的に指定できます。
今回の字幕の入れ方は、先日の記事のMediacoder同様にSRTファイルを読み込み、動画に字幕を追加しますが、作成したSRTファイルを使うためにはちょっとしたコツが必要です。
必要なもの
- Avidemux
- 字幕表示可能な動画プレーヤー(Gom Playerなど)
- 文字コードを指定できるテキストエディタ(Terapadなど)
srtファイルの作成
番号(1~)
HH:MM:SS,MMM --> HH:MM:SS,MMM
文章
改行
という感じで。(Mediacoderの記事で書いた書式と一緒です)
HH:MM:SS,MMM は(時間 : 分 : 秒 , ミリ秒)を表しています。表示位置や表示される文章のフォントなどはAvidemuxのほうで指定するので、ここでは兎に角、「表示する字幕の番号」、「字幕の表示時間」、「表示する字幕の文章」を入力していきます。
動画プレーヤーはエンコード後(字幕の入った動画)の確認ではなく、字幕テキストを入力する動画を視聴しながら(挿入時間の確認や文章の長さの確認のために)使います。
Gom Playerの場合は、「字幕メニュー」→「字幕の管理」→「ファイル」で作成したSrtファイルを選択し、「字幕を表示」が選択されていると、字幕合成前の動画であっても、作成中の字幕を表示しながら動画を観ることができます。
srtファイルの保存(重要)
Mediacoderでは、作成したテキストファイルの拡張子を「txt」→「srt」にするだけで字幕を入れることができたのですが、Avidemuxでは、日本語に対応した文字コードが「UTF-8」なので、メモ帳でそのまま保存したテキストファイルは使用できません。
そこで、文字コードを指定できるテキストエディタで、作成したテキストファイルを保存するときに「文字コード」を「UTF-8」に指定して保存してやる必要があります。テキストファイルを「UTF-8」で保存したら、テキストファイルの拡張子を「txt」→「srt」に変更します。
字幕テキストの書式サンプル
1
00:00:00,000 --> 00:00:05,000
Ψ(`∀´)Ψケケケと(´・ω・`)ショボーン
2
00:00:05,000 --> 00:00:10,000
Mediacoderの字幕の入れ方
3
00:00:15,000 --> 00:00:18,000
Vistaの場合は管理者としてMediacoderを起動させないと、Fontを指定できず、言語で日本語を選択しても日本語が表示されない。
Avidemuxでの字幕の入れ方
- 「映像」からエンコードするコーデックを指定。
- 「フィルタ」が有効になるので、「フィルタ」をクリック。
- 「映像フィルタ」から「字幕」を選択。
- 「字幕」のなかから「Subtitler」を選択。
- 「字幕ファイル」で作成したSRTファイルを指定。
- 「フォント」で日本語対応のフォントを指定。
- 「エンコード」で「UTF-8」を指定。
- 「色の選択」で字幕の色を指定。
- 「サイズと位置を設定」で、字幕のサイズと位置を指定。
- 「自動分割」は、……対応しているのか確認できず。
- 「遅延」で、字幕と動画の微調整。
あとは、通常のAvidemuxの使い方と同じ。映像の構成からエンコードを設定し、メニューから保存を行う。
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