京田驚き「まさか選ばれるとは」　坂本勇さんからいろいろ学びたい

　本人も驚きの選出だった。京田は「まさか選ばれるとは思っていなかった」と初出場にびっくり。「今回は（広島の）田中（広）さんの状態があまり良くない中で選んでいただいた。この機会を生かせるように頑張っていきたい」と貴重な経験を今後に生かしていく。

　今季は開幕スタメンは逃したものの、ここまで７０試合に出場して打率２割５分９厘。この数字だけなら物足りないが、課題として取り組む四球数は１８で、一昨年の１８、昨年の１９と、すでに過去２年の１シーズン分とほぼ同数だ。「いいこともあれば悪いこともある。その中で一日一日しっかりと準備できている」と成長を実感している。

　一流選手の集まる球宴も成長の場だ。パ・リーグの投手との対戦より、同じセ・リーグの選手とベンチに座るのは貴重な機会。「坂本（勇）さんにいろいろ話を聞きにいきたい。守備だったり、バッティングだったり、いろんなことを聞いてきたい」と球界を代表する遊撃手から、できる限り吸収するつもりだ。