著名人コメント

現実の美しさを実体験以上にかたちにするアニメの力で、山本はいまこの時代にいちばん必要なものを僕たちと共有しようとしているのだ。
宇野常寛(評論家)
傑作。「薄暮」は聖地巡礼、コンテンツツーリズム、アニメツーリズムをビジネスや研究している人は見に行った方がいい。
柿崎俊道(聖地巡礼プロデューサー)
何より、ヤマカンさんの一番素直でピュアな部分が良く出てた。何気ない描写の積み重ねでヒロインと観客の感情を高めていく…
あおきえい(アニメーション監督)
僕らが作っている商業アニメでは作れない、インディペンデント故の作家性を強く感じました
水島精二(アニメーション監督)
キャラクターや世界の描かれ方がとても愛おしく、もっと見てみたいと思わせられる気持ちの良い映画でした。
神前暁(作曲家)
風の映画だった。それが吹く時、風景が輝きを増し、少年と少女の距離が縮まり、この地で生きることの覚悟が描かれる。そのストイックな演出に対し、時折現れるフェティッシュな欲望。抑制と解放がせめぎあうのが山本監督ならでは。
松江哲明(ドキュメンタリー監督)
山本監督が震災直後から東北地方のことを考えていたのは知っていた。僕も被災地訪問に同行したことがある。あれから数年が経ち、そんな思い出もすでに薄れかけようとしていたころ、監督が新しい映画を作り始めたという知らせを聞いて、僕の胸は躍った。
映画「薄暮」は長い年月をかけて製作された分、無駄が削ぎ落とされて、監督の純粋性だけが残っていた。それは物語というより、一編の詩に近い。自分の一番傷つきやすい部分を前面に押し出すには相当の覚悟が必要だったろう。線画と色で描かれた緑の景色の向こうに、いつか山本さんと聴いた東北の少年少女たちの奏でる音楽が、たしかに見えた。
向井康介(脚本家)
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