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【ゴルフ】

悪天に笑う 星野「やった!」 最終ラウンド中止で今季初勝利

2019年7月1日 紙面から

優勝した星野陸也

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◇ダンロップ・スリクソン福島OP

 男子ゴルフのダンロップ・スリクソン福島オープン(福島県西郷村、グランディ那須白河GC)は30日、予定されていた最終ラウンドが降雨によるコースコンディション不良で中止。競技は54ホールに短縮され、第3ラウンド終了時の成績で通算20アンダーの星野陸也(23)が2018年フジサンケイクラシック以来のツアー通算2勝目を挙げた。2位は通算18アンダーの秋吉翔太(28)=ホームテック=だった。加算される賞金は75パーセントに減額された。

 第3ラウンドの猛攻で単独首位に立っていた星野は、中止の決定に「やった! という感じでした」とニンマリ。最終日にクラブを握らず優勝したことにも、「優勝を目指していたのでうれしい。3日間しっかりと実力も出せたので、自分ではいいと思う」と納得の表情を浮かべた。

 目標にしていたシーズン前半での1勝を開幕8試合でクリア。「そのうち優勝できると思っていましたが、予想よりちょっと早い感じでした」。用具契約先の主催大会に勝ち、次週の日本プロゴルフ選手権にも弾みがついた。「日本のメジャーで勝ちたいと思っている。もう1勝できれば賞金王争いにも近づけるので、来週も頑張りたい」と国内メジャータイトル奪取にも意欲を見せた。 (櫛谷和夫)

 

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