理解しやすい数学

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見た目はいかにも数学初心者向けに見えるが、実際にはかなり難しい。基本例題・標準例題は確かに教科書レベルの比較的易しい問題が中心だが、発展例題になった瞬間異常に難しくなる。特に計算がかなり難解。これならやれる、と理解しやすい数学を手に取り、発展例題でボロカスにやられる受験生は後を絶たない。さすがは黒大数の著者藤田宏先生。

青チャートと比較すると、とっつきやすいのは理解しやすい数学。カラフルでレイアウトもよい。例題数も少なめ。ただ易しい問題と難しい問題の差が激しいので、このギャップに耐え抜く精神力があるなら使ってみてもいい。

これ1冊をマスターすれば、間違いなく東大・国公立大医学部入試で戦えるようになる。合格体験記などであまり紹介されないようだが、なかなかいい参考書だ。