名古屋市中区の大須商店街にある万松寺に宿舎を構える武蔵川部屋が29日、栄小学校の生徒ら約100人にちゃんこ鍋を振る舞った。武蔵川親方(元横綱武蔵丸)は「一番は子どもたちに相撲に興味を持ってもらいたいから。子どもたちは本物の土俵や力士を見たことがないだろうし、お相撲さんと話をしたり写真を撮ったりして興味を持ってほしい」と説明した。
この企画は7月15日の海の日まである土日祝の7日間行われ、栄小学校のほか大須小学校の子どもたちも毎回約100人が招かれている。この日、万松寺では激励会も開かれ、武蔵川親方は「夏はきつい。ここで勝ち越さないと。暑さに負けないこと」と力士たちにハッパを掛けていた。 (岸本隆)