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【ゴルフ】

秋吉、自己最多10バーディー! 連覇へ一気2位浮上

2019年6月30日 紙面から

17番でアプローチショットを放つ秋吉翔太=グランディ那須白河GCで

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◇ダンロップ・スリクソン福島OP<第3日>

 ▽29日、福島県西郷村、グランディ那須白河GC(6961ヤード、パー72)▽曇り、気温19・6度、南南西3・6メートル▽賞金総額5000万円、優勝1000万円▽69選手(うちアマ1人)▽観衆2521人

 2位から出た星野陸也(23)が65で回り、通算20アンダーで単独トップに躍り出た。2打差の2位には、この日のベストスコア63をマークした前年覇者の秋吉翔太(28)=ホームテック=で通算18アンダー。前日まで首位だった岩田寛(38)は72と伸びず通算16アンダーの3位タイに後退した。石川遼(27)=カシオ=は通算10アンダーに伸ばし、29位に浮上した。

 前年覇者の貫禄か。最終18番で約4メートルのバーディーパットを沈めた秋吉が63をマークし、2位に浮上した。18ホールでの自己最少ストローク記録に並び、同じ18ホールでの自己最多バーディー記録を1つ更新する10バーディーを奪取。「(このコースは)相性がいいとしか思えない。回っていて自然とバーディーが取れるし、ほとんどがOKに近かった」と豪語した。

 昨年からヘアスタイルに関する決め事がある。「(開幕から)10位以内に入るまで丸刈りでいこうと決めた」。昨年は、春の中日クラウンズで4位に入り、その後は髪を伸ばして2勝。今年も験担ぎで同じことをしてみたところ、5月の中日クラウンズは1打差の11位。「この試合でトップ10に入らないと、ずっと丸刈り。ここで回避する」と、強い気持ちで連覇が懸かる今大会に臨んでいる。

 しかも、今大会は用具契約先の主催試合。実は、プロゴルファーのサポートを担当してきたスタッフの1人が、今大会終了後に他の部署に移動する。「お酒も一緒に飲みましたし、密に関わりがありました。ホストポロの優勝が一番喜んでもらえると思う。(最終日は)行くところまで行くだけ」。秋吉が、お世話になった担当者への“ビッグ・プレゼント”に突き進む。 (櫛谷和夫)

 

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