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【グラニュース】

グラ・MAXが神戸・VIP封じ 6戦ぶりの白星を

2019年6月30日 紙面から

 名古屋グランパスは、30日の神戸戦で6試合ぶりの勝利を目指す。絶対的エースのFWジョーとコンビを組む「M・A・X」(前田&マテウス、赤崎、シャビエル)は、スター軍団「V・I・P」(ビジャ、イニエスタ、ポドルスキ)を擁する神戸との直接対決が実現。攻撃力自慢同士の対戦を制し、リーグ戦では6月初勝利をつかむ。試合前日の29日は、愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで非公開練習した。

 知名度抜群の「V・I・P」を、「M・A・X」の個性でねじ伏せる。5戦勝ちなしで7位へ転落したグランパス。再浮上には、チーム総得点の約半分を挙げるFW前田ら4人の攻撃陣の奮起が欠かせない。

 2016年から神戸には4連敗中。昨季は元スペイン代表MFイニエスタに芸術的なアシストを決められ、元ドイツ代表FWポドルスキには2戦で計4発を浴びた。だが、天敵のポドルスキは体調不良のため休養中とされ、グランパス戦は欠場が濃厚。神戸は今がたたき時だ。

 世界基準の個の力を、風間サッカーの技術と各選手の一芸で上回りたいところ。ドリブルからの仕掛けを得意とする前田は「一人一人が自分の特長を出せればいい」と打ち合いを見据え、今季3得点のFWマテウスも「つなぐだけでは決められない。ミドルシュートは狙いたい」と意気込んだ。パスサッカーに彼らの長所がアクセントとして加われば、最後に勝った第11節・浦和戦以来の複数得点も見えてくる。

 

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