お笑いコンビ「千原兄弟」の千原せいじ(49)が29日、東京のHMV&BOOKS渋谷で新著「プロに訊いたら驚いた!ニッポンどうなん?」の出版記念トークショー&サイン会を開催。芸人たちの闇営業問題について持論を展開した。
まず会社を通さずに仕事する“闇営業”という呼称について「オレらは直(ちょく)とかアルバイトと言ってた。闇社会から仕事を受けて営業に行くみたいなので、明日から“闇営業”をやめて“直”と言ってほしい」と提案。
せいじ自身の経験を問われると「直はありますよ。友だちの会社のパーティーとか結婚式とか行きますよ」とあっさり認め、「身内に暴力団とかいる人はどうするのか、難しい問題」と話した。
吉本から契約解除された入江慎也(42)から電話があったことも明かし「間に代理店が入ってたし、パーティー会場もホテルだったので、反社会勢力と疑ってなかった」という。
謹慎した宮迫博之(49)らについては「最初にウソをついたのでしょうがない」と突き放し、謝罪会見についても「今さらやっても遅い。完全にウチの会社(吉本)のミスジャッジ」と指摘。「1回問題を整理するべき。芸人をたたいても前に進まない。謹慎した芸人は日本中を回って特殊詐欺撲滅キャンペーンをやるとか、被害者のために何かできることがある」と進言した。