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2019年6月30日 紙面から
中日-阪神 2回裏1死満塁、加藤が右翼線に先制の2点二塁打を放ち、雄たけびを上げる=ナゴヤドームで(黒田淳一撮影)
チーム一丸の作戦で雪辱を果たした。中日は29日、リーグ戦再開となる阪神戦(ナゴヤドーム)で前回完封を許した青柳をKO。2回に加藤匠馬捕手(27)の先制2点打など打者10人の猛攻で一気に5点を挙げた。今季初の4連勝を呼び込んだ青柳攻略法とは…。
同じ轍(てつ)は踏まない。ちょうど2カ月前に完封負けを喫した青柳に強竜打線が襲いかかる。2回、四球を皮切りに4連打を含む5安打で一挙5点。先制の2点適時二塁打を放ち、自身2度目の猛打賞もマークした加藤が、プロ初のお立ち台に招かれた。
「大野さんとは開幕からずっとバッテリーを組ませてもらっている。ここ最近はチャンスで打てていなかったので、きょうは何としてもやってやろうという気持ちで打席に入りました」
大野雄と並び、一緒に笑顔を浮かべた加藤。勝利の立役者となったのは間違いなくこの2人だ。その貴重な働きへと導いたのが、チーム全員で打ち続けた布石だった。
1回の攻撃。先頭の平田が初球からセーフティーバントの構えをみせた。2球目も続けた。続く京田、大島もバントの構え。相手はフィールディングに弱点があるアンダーハンド気味の右腕。三者凡退に終わったものの、揺さぶりを掛けた。
「やっぱり第1打席、初回が大事。成功しなくても何かしらやっていくというのはチームとしてやらないといけない」。動いた意図を与田監督はこう説明した。
成果が表れたのが2回だ。1死から2者連続四球。7番・阿部も右前打で続く。1死満塁。加藤は2球目にセーフティースクイズを試みた。失敗するも、2ボール1ストライクからの4球目を右翼線にはじき返した。
大野雄が内野安打でつなぎ、1番の平田にも適時打が出て3点目。まだ手は緩めない。さらに1死満塁で、今度は京田がセーフティースクイズを敢行。ファウルにはなったが、足と小技で揺さぶり続けた。相手のリズムを崩すと、京田の二ゴロの間に4点目、大島の中前打で5点目とビッグイニングを刻んだ。
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