皆さん、こんにちは。
今日の記事は「けいおん2期」の感想です。第16話です!
自分で言うのもなんですが、相変わらずUP遅いですな~(^▽^;)
せめて地方局のペースぐらいには合わせて行かないと・・・。
・・・なんかいつもこんなことばっかり書いている気がするww
☆『けいおん!!』第16話「先輩!」の感想
脚本:村元克彦
絵コンテ:高雄統子
演出:高雄統子
作画監督:堀口悠紀子
脚本は村元さんですね(^-^)/
今までの担当回は、第4話「修学旅行!」、第8話「進路!」、第11話「暑い!」となっています。
いつも通り安定感のある良い脚本でしたね。
絵コンテ・演出は高雄さんですね(^-^)/
第10話「先生!」の絵コンテ・演出を担当。
アニメ2期で絵コンテ・演出を担当なさるのは今回が2度目ということになります。
そして作画監督は・・・堀口さんだと!?Σ(・ω・ノ)ノ!
うぉおおおおお!キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
堀口さんがアニメ2期で作画監督を担当なさるのは第1話「高3!」以来ですね!
アバンタイトルを観ている時点で「今回は作画良すぎ!すげぇ!」と興奮していましたよw
で、EDのスタッフクレジットを見て凄かった理由がすぐに分かりました。
なるほど、堀口さんか!・・・と。
やはりこのキャラ作画の可愛さは圧倒的ですね。
いやしかし、まさかこんなに急なタイミングで「けいおん」シリーズの総作画監督が自らお出ましになるとは・・・正直ビックリしましたよ。
何となく堀口さんは学園祭とかもっと重要な回で登場するんじゃないかな~と思っていたので。
■ストーリーの要約
梓は自分が軽音部のゆるい空気にすっかり馴染んでしまっているということに気付き、入部した当初の真面目さを取り戻そうと決意する。
しかし、部室でムギと二人で楽しく過ごしてしまったり、律の家にみんなで行くことになったりするなど状況に流されてしまい、なかなか思い通りにストイックな自分に戻れない。
梓の計画は結局うまく行かなかったが、ムギたちの新たな一面や唯の暖かい気遣いに触れることができたりするなど、今回の出来事を通じて三年生との絆をより一層深めることができたようだ。
ウェイトレスと聞いてすぐにネコミミを連想してしまう・・・梓もやはり立派な軽音部員なのだ!
該当する原作エピソード:あり(コミックスにはまだ収録されていない)
■全体の感想
まずストーリーの内容がどうだったという以前に確認しておくことがありますね。
今回からついにアニメが原作コミックスを追い越してしまいました。
私は「きらら」本誌を読んでいないので詳しくは知りませんが、今回のお話は原作では梓とムギの二人に焦点を当てたお話だったようですね。
おそらく来月発売のコミックス4巻に収録されてくるのだろうと思います。
第14話「夏期講習!」が終わった時点で、アニメはコミックス3巻に収録されている3年生の春以降のエピソードをすべて使い切ってしまいました。
なので、今後はまだコミックス化されていない原作のお話をアニメで使わざるを得なくなるだろうということは予想していましたし、覚悟もできていました。
しかし、本誌を読まずにコミックスの発売を待っているタイプの「けいおん!」ファンって少なくないでしょうし(私も含め)、できればこういう展開は避けて欲しかったなぁというのが本音です。
アニメがコミックス未収録のお話をネタバレするというのは・・・ちょっといただけない。
・けいおん2期は唯たちが3年生の春を迎えたところからスタートらしい
もちろん、アニメ2期がスタートする時点でこうなってしまうであろうことは薄々感付いていたんですが。
原作コミックスのストックが圧倒的に足りていないのは最初から明白だったわけですし。
まぁでもいくら嘆いたとしても、コミックスを追い越してしまったという事実はもう変えられません。
なので、私はこの新しいスタイルをしっかりと受け入れ、今まで通りに「けいおん!!」を楽しんで行くことにしたいと思います(*^o^*)
・・・ただし、今後は原作とアニメを比較した考察はできなくなってしまうのでご了承をww
さて、前置きが少し長くなりましたが、早速今回のお話の中身を見て行きましょう。
いや~、今回は見事なくらいに梓視点のお話でしたね!
梓自身の気持ち、そして梓から見た先輩たちの姿が丁寧に描写されていたと思います。
個人的に梓はアニメ2期における二人目の主人公なんじゃないかと思っています。
(無論、一人目の主人公は唯。ちなみに、アニメ1期の主人公は前半が澪、後半が唯という気がするw)
軽音部でただ一人の下級生ということで立場がそもそも特別であり、唯たち3年生とはまた違う視点から「けいおん!!」の世界を創り上げているキャラなんですよね。
で、梓視点のお話というと、第13話「残暑見舞い!」がやはり真っ先に頭に浮かんで来ます。
先輩たちの卒業によってやがて自分一人だけが軽音部に残されることになってしまう・・・。
第13話は梓のそういう寂しさや不安な気持ちを、幻想的な雰囲気の中で浮き彫りにした重厚なお話だったという感じでした。
しかし、今回のお話には第13話のような重さはほとんどありませんでしたね。
本来の真面目な自分に戻らないと!練習をしっかりやらないと!
・・・こんな感じに、今回の梓の悩み(心の中の引っかかり)は第13話のときのそれに比べるとかなり可愛いレベルのものに過ぎなかったわけですから。
深刻さの度合いはそこまで強くありません。
何より、梓自身がちゃんと前を向いて「真面目な自分」を取り戻すために積極的に動けていたわけですし。
迫り来る卒業とか、残されてしまう立場の梓とか・・・今回はそういう重いテーマを描いたお話ではなく、純粋に梓を中心としたキャラたちの個性を掘り下げたお話だったなぁという印象です。
全体的にギャグっぽい平和なノリが強かったという点も第13話との違いを際立たせていた一つの要因だと思います。
最後の部室でのシーンなど、随所に感じられる温かな雰囲気が秀逸。オチの付け方も巧かったですね。
面白かったです!
とにかく梓が可愛いお話でしたね!(〃∇〃)
梓本人はまだちょっと抵抗感を持っているみたいですが、今回見せてくれたこの数々の表情は梓が軽音部に馴染んでいることの何よりの証拠なのではないかなぁという気がします。
昔のストイックな梓だったらこんなにいろいろな表情を見せてくれることは絶対になかったはずですよね。
いやしかし、梓が可愛いのは本当に素晴らしかったんですが・・・今回はちょっと露骨に萌えを狙い過ぎなのでは?とも思ってしまいました(><;)
もともと萌えキャラ的な要素が強いというのは認めざるを得ません。
でもいつもは、アニメっぽさがあまり感じられないもっと自然な可愛さのような気がするんですよ。
普通の女の子が普通にかわいい。
これが「けいおん!!」キャラの魅力ですし、作品の原点でもあると思います。
「けいおん!!」がそういう作品であるからこそ、梓の言動を描写する際にはテンプレート通りの単なる萌えキャラだと思わせずに自然な可愛さを強調できるよう、サジ加減に注意して欲しいですね。
梓は今回の出来事を通じて先輩たちの様々な一面に触れることができたわけですが、私にとって一番印象的だったのはやはり梓と唯の組み合わせでした。
ムギや澪と二人きりになるシーンもありましたが、梓はどこか自然体ではないんですよね。
ムギの突拍子もない行動に驚いてしまったり、尊敬する澪を意識し過ぎて興奮気味になってしまったり。
・・・2年生3人組でいるときのようなリラックスした感じはあまりありません。
しかし、唯と二人でいるときの梓は変に肩に力を入れることもなく、憂や純と一緒にいるときのようなナチュラルさを保つことができています。
入部した当初は自分とは性格が違い過ぎる唯に戸惑うことばかりだったけれど・・・今では自然体の自分をさらけ出せるほどに唯のことを受け入れ、信頼しているんですよね。
そして今回、「自分らしい真面目さ」を取り戻すために空回りしていた梓を救い出してくれたのは、他でもない唯の心遣いでした。
唯「う~ん、だってさ、だってあずにゃんはあずにゃんだもん !」
そのままで大丈夫。難しく考え過ぎ無くて良いよ。ありのままのあずにゃんでOKなんじゃないかな。
唯はサラッと名セリフを残す娘ですよね。
唯の凄いところはこれを100%の本心から言っているということ!
全然論理的ではない、感覚的な一言ではあるんですが、ストレートな気持ちがそのまま表れている唯の言葉には半端じゃない説得力があります。
ちゃんと練習しないと!自分らしく真面目にならないと!
こんなふうに考え自分のダメな部分を変えようと行動している梓は本当に立派です。
けれども、唯は梓よりもさらに一歩先に進んでいます。
無理をして真面目にならなくて良い。肩に力を入れずに楽しく練習すれば良い。
こういうふうに考えることができる境地にまで達しているんですよね。
もちろん他の3年生もそうです。
澪なんかが特に分かりやすいですよね。
昔の澪だったら今の梓みたいにキビキビと練習することを求めてしまっていたはずです。
あれこれと寄り道することを嫌い、ひたすらに練習することを第一と考えてしまったはずでしょう。
けれども、今の澪はもう昔の澪とは違います。
ダラダラすることも、ゆっくりすることも大切。
練習はとても大切だけれども、肩に力を入れて辛い思いをしてまでやるものではない。
澪が真面目じゃなくなったからそういう考えも持つようになったというわけでは決してありません。
澪は今でも真面目な娘でしょう。進路のことも軽音部の中で一番しっかりと考えているようですし。
ただ、その真面目さを無理に表に出していく必要がないということに今の澪は気付くことができているんですよね。
しっかり頑張りつつも、素直に楽しむことも忘れないで行こう!
真面目という「自分らしさ」に変に拘るよりも、楽な気持ちや自然な姿勢で居られる方が大切だということを澪はもう分かっています。
見た目だけで考えると、ストイックに練習しようとする梓の方が大人のような気がします。
自分に喝を入れ、「真面目な自分らしさ」を取り戻そうとしている梓の方が大人のような気がします。
でも実は、自分たちの自然なあり方を受け入れ、その上で軽音部の活動を行っていくことが大切ということに気付けている唯たちの方がより大人なんですよね。
唯たちは心にしっかりと余裕を持つことができているとも言えるでしょう。
この辺りが今回のお話で表現されていた2年生と3年生の違いだと思います。
唯たちとの考え方の違いに注目すると、しっかり者な梓もやはりまだまだ年相応の下級生なんだなぁということが分かります。
それと同時に、この2年半を通じて唯たちは本当に大きく成長してくれたんだなぁと実感させられます。
で、入部したばかりの頃の梓だったら「この人は一体何を言っているんだ?」と、唯の言葉に疑問しか感じることができなかっただろうと思います。
しかし、今の梓には唯の言いたいことがちゃんと分かっています。
唯が飾ることのない本当の気持ちからそういうことを言っているのだということも理解しています。
もちろん、唯たちが遊んでばかりではなくしっかりと練習しているということだって知っています。
だからこそ唯の言葉を聞いてこんなにモジモジとしてしまうんです!
この脚の微妙な動きをクローズアップすることによって、唯にツッコミを入れつつも梓の気持ちは確実に揺れ動いているのだということが巧みに表現されています。
このとき梓は、唯の飾らない一言で悩みが吹き飛ばされている自分をそこに見つけ出したのです。
(アニメ2期では梓の脚の動きを演出上の一つのツールとして使っている場面が多いですよね。)
唯センパイは相変わらずマイペース。だけれども、言ってることには一理ある・・・かな。
唯センパイみたいな考え方だってありだよね。
こういうことに気付けたことは、梓にとって大きな収穫ですよね。
唯たちの大人な考えに一歩近づくことができた瞬間だと言えるでしょう。
シールをペタペタと好き放題貼る。
最初は無意味なこと、迷惑なことにしか思えなかったけれど・・・唯のそんな「ムダ」な行動に救われ、嬉しい気持ちにさせられている自分がいることに梓は気付くことができました。
そして、真面目に考え過ぎている自分がちょっとだけバカらしく思えました。
難しく考え過ぎ無くても良いのかもしれない。
肩肘張らずにそのままの自分でいることこそが「自分らしさ」なのかもしれない。
だって唯センパイたちは、そのままでとても楽しそうなのだから!
もし梓が3年生になって部長になったとしたら・・・。
そして、必死にただひたすら練習を頑張ろうとする新入生が入部してきたとしたら・・・。
そしたらきっと・・・
きっと梓は今回自分が唯からもらったのと同じような言葉を、その新入部員に対してかけてあげることができるんだろうなぁ・・・!
■個別の感想
面白かったところや気になったところをピックアップ!
①梓から見た先輩たち
部室で天使が寝ているのだが・・・気のせい?
梓「近っ!」
面白いところは、これは梓視点から見たムギだということです。
これがもし唯たち3年生視点のお話だったら、ムギがこういうふうに不思議な人、突拍子もないことをする人として描かれることは絶対にないでしょう。
梓にとってムギは「神秘的な人、行動がよく読めない人」として映っているからこそ、ムギの行動一つ一つが大げさに見えるんです。
ムギが好奇心旺盛な理由・・・それは何となく梓も分かっているはずです。
しかし梓の中ではムギの行動に対する理解よりも、まずは驚きが先立ってしまっていたわけです。
そんな梓が今回、こうしてムギの新しい一面を発見できたことには大きな意味がありますよね!
ムギ先輩って全然不思議な人なんかじゃない。
ちょっと誤解していたかも。
とても親しみやすくてストレートで可愛い人じゃないか!
明日からムギと二人きりになることがあったとしたら、今日よりもずっとリラックスした気持ちで会話を弾ませることができるはず。
「ムギ先輩、つまみ食いしちゃダメですよ!」な~んてツッコミを入れる余裕も出てくるかもしれませんね!
澪がめっちゃ大人っぽい!と思ったら、これも梓視点だからこういうふうになっているんですよね。
クールで、真面目な頼れる先輩。尊敬できる先輩。
最近は梓と澪の組み合わせってあんまり見なくなってしまいましたが、梓が今でも変わらずに澪を信頼しているのだということがこのシーンでしっかりと表現されていたと思います。
で、これは余談ですが、梓と律が二人きりになるシーンがなかったのは興味深いですよね。
律の料理上手なシーンを盛り込むためにあえて二人きりのシーンは描かれなかったのかもしれません。
もしくはもっと単純に、ストーリーの展開上カットせざるを得なかっただけかもしれません。
でも、一番見てみたい組み合わせって梓&律だったりしませんか!?
かなりレアですからね。
梓と律が二人きりになったとき一体どういう会話をするのか・・・凄く気になります。
これは私の妄想ですが、梓と律が部室で二人きりになったらマジメに練習を始めるんじゃないかなぁと思います。
律は梓と二人きりになったら絶対にボケないと思います。確実に「気配りモード」のスイッチが入るはず。
で、梓も律がボケなければ普通に一緒になって練習するに違いないと思います。
・・・お互い根がマジメなんですよねww
②茶化しつつも梓のことをちゃんと理解している純ちゃん
純ちゃんがまた一段と可愛くなっている!(〃∇〃)
さすが今回は堀口さんが作画監督なだけありますな。
・・・じゃなかったww
梓を見つめる純ちゃんの優しい視線、とても良かったですね!
軽音部での活動を楽しんでいるということを、なかなか素直に受け入れようとしない梓。
楽しいけれど、真面目な自分をもっと表に出して行かないとダメと思い、気を張っている梓。
純ちゃんはそんな梓の本心を的確に読み取っています。
そして梓のことをいじりつつも、しっかりと聞き役に回ってあげているんですよね。
なんか空回りしているみたいだけれど、梓が現に楽しめているんだからそれで良いんじゃないの?
純ちゃんの悪戯っぽい笑顔からはそういう優しい言葉が聞こえて来そうです。
しかも、梓に自分の気配りを感づかせずに、あくまで自然に聞き役に回ることができているところが凄い。
難しく考え過ぎてしまう傾向にある梓が、純ちゃんという存在に助けられている側面って実はかなりあると思います。
第5話で純ちゃんが大活躍したときにはフリーダムさがもっと強かったんですがね~ww
ここまで気配りのできる友達想いな娘だったとは・・・。
純ちゃんに対する認識を改める必要がありそうです!
③律の手料理・・・だと!?
り、律の手料理・・・だと!?
うぉぉおおおぉおおお!キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
誰にも一口たりともやらねぇ!
味噌汁の最後の一滴まで私がすべて飲み干す!
というわけで、いただきまぁぁぁぁぁあああああああす!!
・・・。
・・・。
・・・ヽ(;´ω`)ノ
・・・とりあえず落ち着こうか(^▽^;)
真面目に考察しますww
いや~、りっちゃんかなり家庭的な娘ですよね。
第6話ではボタン付けが上手なところも見せてくれましたし。
チマチマした細かいことが苦手というよりは、面倒だから普段あまりやりたがらないというのが正しい解釈でしょうか。
いや、律の性格を考えると、ボタン付けがうまかったり料理ができたり・・・そういう乙女っぽい一面を積極的に表に出していくのは恥ずかしいと思っているというのが正しい解釈のような気がします。
わざと「苦手」と言って、相対的に自分の位置を下げておく。
・・・深読みするとそんなしおらしさもちょっぴり感じられますね。
この娘は確実に将来良いお嫁さんになるぞ!
というか、友達が家に来てくれたとはいえ、普通こんな豪華なご飯用意するか?ww
お菓子を作ってふるまってあげるくらいなら分かるんですが・・・。
ミシンでスカートを縫っている短時間のうちに5人分の料理を用意できるというところにも驚き。
どれくらいの下準備がしてあったのかは分かりませんが、とにかく凄いことです。
律はみんなを喜ばせることが本当に好きなんでしょうね。
部屋に残ってみんなとワイワイやることよりも、一人でご飯を用意してみんなの笑顔を一気にワッと引き出すことを選ぶわけです。
しかも「我が家自慢の炊飯器ですから!」なんて言って、いつも通りボケることも忘れない器用さ。
・・・律に惚れ直したシーンでした。
④ボロボロになった本に愛を感じた
律の部屋にあったボロボロになった本。
一瞬しか映らなかったですし、梓もあまり表情を変えなかったので印象に残らなかったという人も多いかもしれませんが、ここのシーンってかなり重要ですよね。
なんでこの本がこんなにもボロボロになっているかって?
それは律が自分の部屋でドラムの練習をいっぱいやっているからですよ!
(しかもこのボロボロになった本が、ファッション誌らしきものと料理の本という組み合わせが良い。いらなくなるくらいこういう本をたくさん持っているか、もしくはいらなくなるくらい使い込んだのでしょうね。律の女の子らしい一面や、家庭的な一面がさりげなく表現されていると言えるでしょう。)
第3話「ドラマー!」のワンシーンがすぐに思い浮かんで来るはずです。
近所迷惑になってしまうので本物のドラムを家で叩くわけにはいかないですからね。
律は普段からこうして本を使ってドラムの練習をしているんでしょう。
あえて何の説明もないところが良いです。
梓にモノローグで「律センパイはきっとこれを使って練習しているんだろうなぁ」とか語らせてしまえば、私たちもすぐに本がボロボロになっている理由が分かるはずなんですよね。
でも、そういうわざとらしい説明は入れずに、観ている私たちに「気付き」を要求する・・・。
誰にも知られないところで本がボロボロになるくらいにまで練習している律。
そして、律のそんな練習熱心な一面にちゃんと気付き、優しく本の表紙をなでる梓。
何気ない描写の中にもキャラの個性や生きた姿が表れているんです。
「けいおん!!」はやっぱり凄いなぁと思います!
⑤弟の気持ちww
律「反抗期か・・?」
違う違う!
知らない年上のお姉さんが突然いっぱい来て居心地が悪くなっているだけだよ!
これだけゾロゾロと来られると、歓迎したい気持ちよりも逃げたい気持ちが勝ってしまうんですよね。
「可愛い!」とか言われて絶対にいじられる羽目になりますしww
全国の弟君なら聡の気持ちが分かったはず!(^▽^;)
⑥一瞬思ったことがある
ドカーン!と部室に入ってくる律。
梓とムギが二人きりになっているときは楽しそうに覗いていたのに・・・
梓と澪が二人きりになっているときには居ても立ってもいられずに突入!
りっちゃん、もしかして嫉妬か!?
やっぱり澪は特別なのか!?(〃∇〃)
澪が他の子と二人きりになるのは許せないのか!?(///∇//)
と、一瞬マジで思ったのですが、どうやら考え過ぎだったみたいですねww
まぁ、基本的に私の脳は澪律でできていますからね。仕方ないですね(・∀・) ←オイww
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