使用例2
 私、今から彼の家に行くんです。きゃっ!
彼が新しいオモチャが手に入ったから、私で試したいと言うのです。
オモチャって何かしら。
エッチなオモチャかしら。
今日、彼の両親は家にいないと言ってたから、きっとそうだわ。
ドキドキしてきちゃった。

 彼の家に着いてみると、
予想に反して、彼の部屋ではなく、ガレージに連れて行かれました。
そこには大きな機械のような物が置いてありました。
なんでも通販で買った「簡単串刺器」でそうです。
これで私を串刺しにして、バーベキューにするというのです。

 私は、自分が串刺しのバーベキューにされる所を想像しました。
お尻から口まで、串に貫かれるのね。
グルグル回しながら焼かれるのね。
よく焼けた私を、彼が美味しいと言って食べてくれるのね。

 私は自分のあられもない最期を想像して、とても興奮してきました。
私と彼と、本当に一つになれるんだわ。
こんな素敵な最期はないわ。
想像するだけで、なんだか、あそこも濡れてきた感じです。

 私が「いいよ。」って言うと、
彼は早速「簡単串刺器」を用意し始めました。
私は、いそいそと服を脱ぎ始めました。
かわいい下着を着てきてよかった。

 機械の用意ができたので、
私は、丸裸で台座にうつ伏せで寝ました。
彼が私の胴体と手足をベルトで機械に固定していきます。
足を広げているので、彼の位置からだと、お尻の穴からあそこまで丸見えです。
少し濡れているのに気付かれなければいいのですが。

 頭にもベルトが巻かれ、後ろにぐっと引っ張られます。
自然に口が大きく開きます。
その口にボールが入れられました。
彼がペダルで機械の高さを調節しています。

 いよいよ彼が機械のハンドルを回し始めました。
私からは見えませんが、だんだんと串が私に迫ってくるようです。
突然、お尻にひんやりした鉄の感触があり、
次の瞬間、串の先がグニュとお尻の中に入ってきました。
たちまち直腸に食い込んだ串は、すぐにそこを突き破ったようです。
ものすごい激痛が走りました。

 思わず「痛い!」と叫ぼうとしましたが、ボールのせいで声になりません。
串は、お構いなしに、私の体の中にどんどん侵入していきます。
私の体の中を、串が突き破っていくのがよくわかります。
もちろん、とても痛いのですが、私は必死に耐えました。
だって、美味しい串刺しになって、彼に食べてもらうんだから。
そう思うと、この痛みさえ、幸せに感じられました。

 苦い鉄錆の味がこみ上げてきました。
串が喉まできたようです。
私はたくさん血を吐きました。
そして私の口から、串の先が出てきました。
私は串刺しになったのです。

 私は、彼に「どう、うまく串刺しになった?」と聞こうとしましたが、
もう喋る事はできませんでした。
彼は、庭で大きな火床を用意しています。
火床の両側には、先が又になった鉄棒が立てられています。
あそこで私を焼くのね。

 でも、もう私の意識が薄れてきました。
自分が焼かれて、彼に食べられる所が見れなくて残念です。
私は心の中で「美味しく食べてね。」とつぶやきながら、
静かに目を閉じました。

(おわり)
使用例3(MIKE作品)
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