保健委員(もう一つの可能性) | |||
とうとうやってしまいました。今、私の部屋のベッドには、友達のマリちゃんが生まれたままの姿で横たわっています。マリちゃんは、○学校入学以来の私の親友で、ちょっと小柄でクリクリ目玉がかわいい女の子です。体育の時間もいつも一緒に着替えていたのですが、最近はマリちゃんのかわいいお腹を見ると、私は愛用のハサミで、そのお腹を切り裂きたくて切り裂きたくて、たまらなくなっていたのです。そして今日、なにも知らないマリちゃんが私の家に遊びに来たのです。私が、親が今晩いないので泊まりに来てほしいと頼んだのです。私はかねてから用意していた強力なお薬をマリちゃんの紅茶に入れました。意識を失ったマリちゃんを苦労して部屋まで運び、着ていた服を全部脱がせました。そして今、マリちゃんは全くの無防備な姿で寝ています。私の許されない悦びの餌食となるために。 私は毎日砥いでいる大事なハサミを取り出し、ごめんね、とつぶやくと、開いたハサミの刃先をマリちゃんのかわいい割れ目に挿し込みました。眠っているマリちゃんの体がビクンと動きました。私はかまわずハサミに力を入れ、ゾブリゾブリとマリちゃんのお腹を切っていきます。切り口からどんどん血があふれ出し、ベッドが真っ赤になっていきます。マリちゃんの体はビクビクと震えます。かなり苦労しましたがマリちゃんのお腹を完全に切り終えると、切り口に両手をかけて左右に押し広げました。マリちゃんの内臓がはみ出してきます。私は思わずマリちゃんのお腹の中に手を差し入れました。マリちゃんの内臓はすごく暖かく、いや熱いくらいでした。私は、マリちゃん大好きだよ、と言いながら、マリちゃんの中をかき混ぜ続けました。 かすかな呻き声に、ふと気付くと、いつの間にかマリちゃんが薄目を開けています。お薬の効き目が切れ始めたようです。すでに意識は朦朧として、それほど痛みは感じていないようです。自分が何をされているのかわかっているのか、いないのか、それでも私の方を見て、苦しい息で、いいよ、クミの好きなようにして、と言ってくれました。そう言い終わると、マリちゃんは再び意識を失いました。ありがとうマリちゃん、マリちゃんの内臓とても綺麗だよ、私も後からすぐに逝くからね、そうつぶやきながら、私は、今度はマリちゃんのすべすべの平らな胸を切り開きにかかりました。マリちゃんの心臓もきっとかわいいんだろうな。まだまだ楽しみは続きます。 (おわり) | |||
NISE作品一覧へ戻る | |||