人間にとって、特に男性にとって「頭」に関する悩みは死活問題です。特に頭は人間の象徴でもあり、最も見られる部位の一つでもあるため、その頭がハゲていたりすると、残念な気持ちになってしまうのは誰もが感じることなのかもしれません。そんな気持ちを払拭するとんでもない開発が行われております。なんと髪の毛がみるみる生えてくるようです、
無制限の髪の毛の成長を促す実験が成功
ということでこちらはとんでもない研究結果です。もしかしたら「薄毛」の悩みは人類からなくなるのかもしれません。
ロサンゼルスで行われた国際幹細胞研究学会(ISSCR)で、薄毛の治療法にまつわる画期的かつ、とんでもない可能性を秘めた研究が発表されました。
Sanford Burnham Prebysの科学者たちはヒト人工多能性幹細胞を使い、無毛のマウスの皮膚の下に細胞を移植し、その後毛髪が成長させることができたというのです。今までは、何らかの人間の細胞や器官を移植させることができるというのは聞いたことがありましたが、移植し成長をさせるというのははじめての試みだそうです。
この細胞は、発毛を制御する人工多能性幹細胞(iPSC)に由来する真皮乳頭細胞を利用し、無制限の髪の毛を生み出すことができるのだということです。
この素晴らしい発見は、メリット賞を受賞し、Stemson Therapeuticsはこの技術のライセンスを取得しましたということです。
iPSCの実験では今後更なる結果が期待されますが、現在はマウスの皮膚の下では成功したものの、成長そのものの制御を行うことはまだできていないということで、将来想いのままの「髪の毛」を作り出すことができるかもしれないと期待されます。
掲載元の写真を見ると、確かに毛根のようなところから生えているのではなく、皮膚の下から直接毛が伸びるという異様な状況です。
それにしても人間の毛を生やされた無毛ネズミからしてみれば、なんとも複雑な心境になる実験ですね・・・
掲載元
https://www.dailymail.co.uk/news/article-7190405/A-cure-baldness-way-using-human-stem-cells.html
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