(cache)4階級制覇王者・井岡が始球式 投げた打たれたまさかのKO? : スポーツ報知
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4階級制覇王者・井岡が始球式 投げた打たれたまさかのKO?

BCリーグ・栃木・西岡(左)とセレモニーでベルトを披露した井岡一翔
BCリーグ・栃木・西岡(左)とセレモニーでベルトを披露した井岡一翔
栃木―群馬戦で始球式を行う井岡一翔(TOCHIGI GOLDEN BRAVES)
栃木―群馬戦で始球式を行う井岡一翔(TOCHIGI GOLDEN BRAVES)

 プロボクシングで日本男子選手として初めて4階級制覇を果たしたWBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(30)=Reason大貴=が29日、栃木・小山運動公園野球場で行われたプロ野球独立リーグ、ルートインBCリーグの栃木―群馬戦の始球式に登場した。

 井岡が、今季から栃木でプレーする西岡剛内野手(34)と親交が深いことから実現したもの。始球式は13年9月のロッテ―オリックス戦、15年5月の阪神―中日戦で務めたことがあるが、BCリーグでは初。小雨降る中、井岡がマウンドに駆け上がると、打席には西岡が。井岡がインサイドに投じたボールを西岡が打ってしまうという“ハプニング”に、世界王者はびっくり。スタンドがどよめいたが、三塁手に向かってボールが転がって“打ち取る”と、会場が再び沸いて、両手を上げて歓声に応えた。

 栃木はこの日、「怪盗GOLD LUSHのジャックデー」としてイベントを開催。西岡とチームを激励した井岡は始球式に先立ち、試合前のセレモニーで、6月19日にWBO世界スーパーフライ級王座決定戦でアストン・パリクテ(28=フィリピン)に10回TKO勝ちして獲得したばかりの世界ベルトを肩にかけて登場した。「日本人初の4階級制覇をして初めての公の場に来てくれたのが栃木県小山市。感謝したい。一度引退して、ボクシングから遠のいてから、自分を追い込み、努力のたまもので(世界王座を)勝ち取った」と偉業をたたえた西岡に、井岡は「こうして温かく迎えてもらい、うれしく思います。大みそかで負けてから、6月19日の負けられない戦いで勝つことができた。夢を追いかけたら、必ず実現すると思うので、西岡さんはじめ、皆さん、頑張ってください」と、未来のNPB入りを目指す選手たちを激励していた。

BCリーグ・栃木・西岡(左)とセレモニーでベルトを披露した井岡一翔
栃木―群馬戦で始球式を行う井岡一翔(TOCHIGI GOLDEN BRAVES)
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