お料理コンテスト2
 さぁ、いよいよコンテストが始まりました。でも私たちの出番はまだまだ後なので、今は控え席から他の学校のチームの料理を見ています。本当にどのチームも、がんばって、いろいろ工夫をしていて、すごいです。
 私たちのすぐ近くは、南の島のON県のチームです。大きな鍋にいっぱいの熱湯を沸かしています。そこに食材の子が登場しました。ショートヘアーにスクール水着の日焼け跡がかわいい、とても元気そうな子です。どうするのかと見ていると、台に上って、そのまま、エイッとお鍋に飛び込んでしまいました。さすがに一瞬苦しそうな表情をしましたが、スゴイッ!ニッコリ微笑んでいます。でもすぐに気を失ったのか、お鍋の底に沈んでしまいました。どうするのかと思い顧問の佐藤先生に聞くと、あれはラフテーというON県の郷土料理で、まず1時間ぐらいアクをとりながら、素茹でするのだと教えて下さいました。
 その隣は、NS県の中華街から参加したチームです。食材係以外の子はみんな素敵なチャイナドレスを着ています。素敵だけど動きにくそう。私なら絶対にこけるわね。調理係の子は、お団子付きツインテールの髪がよく似合う、すらりとした美少女です。食材係はもちろん裸ですが、お団子にした髪がチャイナっぽくてかわいいです。台の上に大きくお股を開いてうつぶせにねています。ちょうど私たちの席からだと、大事な所がよく見えて、見ている方が少し恥ずかしくなります。すると副調理係が長い金串を、調理係に渡しました。そうです、NS県チームの料理は少女の丸焼きです。串刺しのバーベキューは私たちのお料理実習でもよくやりますが、彼女たちは、中華の伝統料理風に調理するそうです。金串は見るからに重そうなのに、調理係はとても優雅な立ち振る舞いで、金串を軽々と持って、その先を食材係のお尻の穴にピタリと当てました。まるでビリヤードかなにかをしているみたいです。すると助手二人が食材係の肩と腰をしっかり押さえました。調理係がグイッと力をこめて金串を押し込みます。食材係は思わず、体をビクッと震わせます。けれど調理係はかまわず、副調理係と二人がかりで一気に金串を刺し通します。やがて食材係のオエッという声とともに、その口から金串の先が飛び出しました。さらにもう一本、大きく開いた右の腿から右腕に渡して串を打ちました。そして左側にも。三本の金串に扇状に刺されて、食材係はちょっと見るとカエルさんのような格好になっています。それから全員で食材を大きなコンロに移し、まずお腹側から遠火でじっくり焼き始めました。食材係はまだ生きているらしく、ときたまピクンと動いたりします。しばらくするとグルンと裏返しました。お腹はおいしそうなキツネ色になっています。すると調理係がなにかトロリとした液体のような物を塗り始めました。佐藤先生は、あれは蜂蜜だよと、教えて下さいました。焼き上がりにツヤを出すためだそうです。そうして何回も裏返しては、その度蜂蜜を塗って、パリパリサクサクに焼き上げるのだそうです。先生は、あれは主に皮を食べる料理だと、おっしゃいました。
 一方で、やたら賑やかなチームもあります。OS府のチームです。なぜか全員が地元プロ野球団の応援はっぴを着ています。食材係まで裸の上からはっぴを羽織っています。○学生にしてはなかなか大きな胸で、あそこも遠くからはっきりわかるほどに生えています。横に置いたラジカセからは、景気のいい球団応援歌が流れ、みんなそれにあわせて歌っています。食材係もメガホンを振りつつ大熱唱です。アッすごい。腕の振りにつれて、オッパイも揺れています。いいなぁ。なにをするのか見ていると、巨大なボウルで小麦粉をこね、卵やとろろ芋を加え、大量の刻みキャベツを入れて、全員で混ぜ始めました。みんな応援歌をまだ歌っています。混ぜ終わると、熱した大きな鉄板に混ぜた小麦粉を流して丸く広げました。わかった!お好み焼きだ。すると食材係が、はっぴを脱ぎ捨てると、生地の真ん中に大の字になって飛び込みました。調理係はその上から、たっぷりの溶き卵を流しかけます。豚玉焼きならぬ、少女玉焼きです。関西のお好み焼きってすごいなぁ。でも生地にとろろ芋がたっぷり入っているのに、かゆくならないのかしら。それにあれをひっくり返すのは、大変だろうなぁ。
 そうこうする内に、ON県チームの素茹でが終わったようです。鍋から引き上げられた食材、さすがにもう生きてはいないです、はホカホカと湯気があがってとてもおいしそうです。でも先生は、本当の料理はここからだとおっしゃいました。すると調理係と副調理係が手馴れた包丁捌きで、食材の頭や手足を切り落としていきます。頭は丁寧に髪の毛を抜き、手足は筒切りにしていきます。胴体も切り分けて内臓を取り出します。内臓も食べやすい大きさにカットします。鍋には茹で汁を少し残し、鰹節、昆布、黒砂糖、醤油、そして泡盛を加え、そこにバラバラにした食材を入れて、グツグツ煮込み始めました。先生はこの料理は時間をかければかけるほど、おいしくなるのだと教えて下さいました。
 やがてあちらこちらのチームで、料理が完成し始めました。さすがにどのチームも立派です。古都KT府のチームは、大きな朱塗りの角盆に、食材のお肉を色々和風に調理したものを、とても美しく盛り付けたものです。すごい美少女だった食材係の生首も、薄化粧をして美しく飾られています。長い黒髪が料理の絶妙な飾りになっています。すごく綺麗でライバルである事も忘れてうっとりしてしまいます。料理は目で味わうというのは本当だったんですね。
 南国KT県は、豪快な少女皿鉢料理です。1m以上はありそうな大皿に刺身やたたき、食材の内臓の煮付け、巻寿司、野菜や果物を盛り付け、その真ん中に、お腹から喉元まで、すし飯をたっぷり詰め込んだ食材係の姿鮨が、ドーンッと横たわっています。聞いた所では、刺身やたたきは別の子を使っているそうです。でも食材を二人も使うのは反則じゃないのかな。
 その他、AT県の少女味噌煮込み、SO県の少女の蒲焼、AM県の少女のアップルパイ、そしてHK道の少女のジンギスカン、みんなすごいです。
 さぁ、いよいよ私たちの番が近づいてきました。他のすごいチームに負けないように、がんばるぞ。
お料理コンテスト3
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