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【ドラニュース】

周平、初球宴!!8年目覚醒の証し 選手間投票でヤ・村上に25票差

2019年6月28日 紙面から

選手間投票で球宴に選出された高橋、シートノックで、はつらつと守備練習=ナゴヤドームで(今泉慶太撮影)

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 覚醒した力をみせる! 中日の高橋周平内野手(25)が27日、マイナビオールスターゲーム2019の出場選手に選手間投票で選ばれた。今季、セ・リーグ打率トップを走るなど覚醒した竜の主将は、プロ仲間に認められて球宴初出場。大舞台でフルスイングを誓った。

 一流選手だけに出場が許される夢舞台。幼い頃からテレビで見ていたオールスターのグラウンドに高橋が立つ。今季の成績ならば当然の結果。それでもいざ正式に決まった時には喜びはもちろん、現実とは思えない感覚もあったようだ。

 「初めてなので素直にうれしいです。ただそういう機会はないと思っていたので…。いざその立場になってみたらよく分からない気持ちですね」

 ここまでリーグトップの打率3割2分3厘。5月にはプロ野球タイの月間8度の猛打賞を記録した。勝負強さも健在でチームトップの46打点。さらに抜群の反射神経で何度もピンチを救ってきた華麗な守備も合わされば、今季ブレーク中でファン投票選出されたヤクルト・村上に、選手間投票では25票差をつけたのも必然だ。

 プロ8年目。泥にまみれ、血のにじむ努力でたどり着いた場所に真っさらな気持ちで立つ。「一流の選手も先輩もいるので気まずいと言えば気まずい…。でもすごい選手がいっぱいいるので、何かプラスにして帰ってきたい」と周りの選手から自分の糧になるものを吸収するつもりだ。

 野球の技術だけでなく、他のチームの雰囲気を肌で感じるのもその一つ。いつもリーグでしのぎを削るチームの選手がどんな空気感で練習、試合に取り組むのか…。具体的にどの選手にどんな話を聞きに行きたいか聞かれると「それはありますけど…。前もって言っちゃうと言いづらくなるので」と照れ笑いを浮かべ、報道陣をけむに巻いた。

 

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