前提
自分の場合です。マシンのパワーやキャプチャデバイスやどのサービスで実況するかなどでいろいろ変わってくると思います。私の場合は以下のとおりです。
- Core i7 2600K
- GTX 750 Ti
- AVerMedia GC550
- Twitch
設定
- キャプチャデバイスで解像度を使い分ける時には一つの「シーン」につめこまない
- 「シーン」内では、一つのデバイスは一つの解像度
- 接続や設定は正しいのに画や音が出ない
- 「ソース」を追加、削除、変更した場合に起きることがある
- OBSを再起動する
- シーンをいったん別のものにして、もとに戻すと直ることもある
- マシンの再起動が必要になることは案外少ない
以下、「設定」メニューの話
- 「映像」メニューでは以下のようにする
- 基本解像度は 1920x1080
- 出力解像度は 1280x720
- 縮小フィルタはランチョス
- FPS共通値 として 60
- 「詳細設定」メニューでは以下のようにする
- プロセスの優先度 高
- レンダラー Direct3D 11
- カラーフォーマット NV12
- YUV 色空間 601
- YUV 色範囲 一部
以下、「ソース」に「映像キャプチャデバイス」を選んだ場合の話
- 「解像度/FPS タイプ」は「カスタム」にして、「解像度」を自分で選んだほうが数値が明確に見えるので良い
- 上記項目以外は「ソース」のプロパティでは特に変更するところはない
- 「変換」メニューの設定内容は次の通り
- 「画面に合わせる」「画面に引き伸ばして置く」「画面中央に置く」の中からは「画面に合わせる」を選ぶ
- それ以外だとアスペクト比がおかしくなったり、画面が小さいままになる
- 「画面に合わせる」「画面に引き伸ばして置く」「画面中央に置く」の中からは「画面に合わせる」を選ぶ
- 「インターレース解除」は「Yadif(2xでない方)」「トップフィールドが先」とする
- もちろんインターレース解除が必要なときだけでいい
- 「スケールフィルタ」は「ランチョス」
- 設定が固まったら「ロックプレビュー」にチェックを入れて誤操作対策をする
- 同時に「ソース」のところの項目一覧の「鍵マーク」をクリックして鍵をかける
ゲーム音を自分のPCで流すけどそれを配信には載せたくない(二重になってしまうので)場合
- 「ミキサー」の各項目において「歯車」をクリックし「オーディオの詳細プロパティ」を選ぶ
- 「音声モニタリング」のところを「モニターと出力」にすれば、自分のPCからも音が出るし、配信先にも音が伝わる
- 「ソース」に「映像キャプチャデバイス」を選んでいればこれだけでいい
- なぜなら「映像キャプチャデバイス」から直接配信先に音を送り込んでいるので、デスクトップ音が混入する余地がない
- デスクトップ音やマイク音を入れたい場合は「ミキサー」の項目を追加する
- ミキサー項目の追加は、全体設定の「音声」メニューからできる
- USB音声デバイスを上手く使えば環境を綺麗に分離できるのでおすすめ(USBデバイスのヘッドフォンからゲーム音を出し、USBデバイスのマイク端子経由で実況マイクを使う、など)
注意点
- 映像の比率だったり画面サイズだったりを設定するためには、画面を右クリックして「変換」というメニューをたどらなければならない*1
- 「変換の編集」から解像度(たとえば 640x480 にするなど)やクロップピクセル数を設定できる
- 「変換の編集」の設定は次の通り
- 位置 すべて0
- 回転 0
- 大きさ ここで原動画の解像度を指定する(大事)
- 位置揃え 左上
- バウンディングボックスの種類 境界の内側に合わせる
- バウンディングボックス内の配置 中央
- バウンディングボックスのサイズ 1920x1080
- クロップ 画面を見ながらクロップを調整する(大事)
- 細かい設定(フィルタ、複数シーンの使用、スタジオモードなど)をいじるともっと楽しいので各自調査を
*1:単語からは想像しづらい