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次期Surface ProにはSnapdragon搭載機も? 既にテスト中、USB-Cポートも採用との噂

理想のモバイルPCが生まれそうな予感

Kiyoshi Tane
7 時間前 in surface
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マイクロソフトのSurface Proといえば一貫してインテルのプロセッサが搭載されてきましたが、同社がクアルコムのSnapdragon 8cxを搭載したSurface Proをテスト中との噂が報じられています。

マイクロソフト情報に詳しいメディアPetri(寄稿者はSurfaceの歴史に関する著書「Beneath A Surface」を執筆したBrad Sams氏)によると、同社は2つの新たなSurfaceデバイスを開発してテスト中とのこと。1つが12nmプロセスのAMD Piccaso(次期 Ryzen APU)を搭載したSurface Laptopとされ、こちらは昨年末にも噂が報じられていました

もう1つが、上記のSnapdragon 8cx版Surface Pro。こちらはマイクロソフトがクアルコムと非常に密接に協力しており、さらに詳細は不明ながら、Excaliburというコード名のカスタムSoCを社内で開発しているとも伝えられています。このSnapdragon版Surface Proは、今後8cx(ないし類似のプロセッサ)の採用を検討しているOEMメーカーのリファレンスモデルにされる可能性もあるとのことです。

これら非インテル系プロセッサ搭載をテストしている背景としては、インテルとマイクロソフトの関係が不安定な状態にあり、チップ供給先の多様化が模索されているといったインサイダー情報も合わせて述べられています。

ただし、マイクロソフトはインテル系プロセッサを排除する意図もないとのこと。今後も主なSurfaceデバイスは同社のチップを採用し続け、その中にAMDやクアルコム製チップ版もラインナップに加わるかたちのようです。

マイクロソフトとインテルの関係はさておき、Snapdragon系Windows 10デバイスにSurfaceブランドが投入される可能性は決して小さくないはず。むしろ現状ではSnapdragon搭載Windows 10ノートは種類が少なすぎるほどなので、マイクロソフト自らがテコ入れに動く可能性も大いにありそうです。

また、テスト中のSurface Proには、ついにUSB-Cポートが採用されるとの観測も伝えられています。Snapdragon搭載Windows 10ノートの特性であるバッテリー駆動時間の長さに加え、USB-Cによる拡張性や給電のしやすさが加われば、モバイルユーザーに歓迎されるデバイスが誕生するのかもしれません。

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