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【ゴルフ】

服部道子コーチは“選手ファースト” 東京五輪メダルへ抱負

2019年6月27日 紙面から

ゴルフの東京五輪日本女子代表コーチに就任し、あいさつする服部道子=東京都中央区で(七森祐也撮影)

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 日本ゴルフ協会オリンピック対策本部は26日、東京都内で記者会見を行い、2020年東京五輪の日本代表女子コーチに国内ツアー通算18勝の服部道子(50)の就任を発表した。

 服部は現在、ツアーの第一線を退き、主にテレビ解説などで活動している。同本部は当初、ツアーを退いた宮里藍を軸として調整を進めたものの、合意には至らなかったため、善後策を検討。アマとしても実績豊富な服部が適任とし、5月12日に小林浩美・強化委員会副委員長が電話で本人に依頼した。

 会見に出席した服部は「自分で本当にいいのか考えて返事をした。選手とのコミュニケーションをはかり、プレーしやすい環境をつくりたい」と抱負。今後はトーナメントの練習日などに積極的に視察に出掛けて選手と話をする機会をつくりたいという。また「暑さ、湿気の多さ、風の通らなさに慣れている日本人選手は有利」とし、会場となる埼玉・霞ケ関CCを何度かラウンドすることも計画している。

 2019年度の女子五輪強化選手には、世界ランキングをもとに8人が指定されている。その筆頭である畑岡奈紗(20)=森ビル=は米国を主戦場にし、年齢差も離れているが、服部は「日本に戻ってきたときに食事に行くなどして顔を合わせたい」と、意思疎通に自信を見せた。 (大西洋和)

 

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