パソコンを少し放置→スリープ状態→復帰したあとBluetoothデバイスとのリンク接続が切れる!Windows10を再起動しないと再接続できない!なんてときに使える対処法です。
実は筆者も無線マウスが欲しくて、Bluetooth接続のマウスを購入しました。
USB無線という選択肢もありますがUSBポートが1つ潰れてしまうので、Bluetooth接続の方が使い勝手がよいですよね。
でも実はこれ、たった2つの設定変更で解決できましたので、その解決策をご紹介します!
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Windows10でBluetooth接続が切れる原因
筆者の場合はBluetoothデバイスの電源制御処理が原因でした。
どういうことかというと、通常各デバイスのドライバたちは、アイドル状態(ユーザがパソコンを触っていない状態)になると、電力節約(省電力)のため、各デバイスへの電力供給をストップします。
このあと、アイドル状態から通常状態への遷移時(スリープ復帰時など)には、再度各デバイスの電源をONする処理が走ります。このとき当然Bluetoothデバイスとの再接続を試みますが、これに失敗して利用不可状態に陥ったものと考えられます。
ちなみに、Microsoft公式ページにも次のような情報がありました。本現象と同様にBluetoothデバイスの接続が切れるという内容です。
その後、デルのサポートにメールして、Bluetoothデバイスの「電源の管理」で「コンピューターでこのデバイスの電源をオフにできるようにする」のチェックを外したら、ここ2日調子いいです。
ご報告まで。
この案件はDell製のデバイスだったようですが、この対策はELECOM製のデバイスでも有効でした。
ということで、この対策として「Bluetoothデバイスの電源制御設定」と「ワイヤレスデバイスの電源制御設定」を変更します。
Bluetoothデバイスの電源制御設定変更
ウインドウズキー+Xで次の縦長ウインドウが画面左下に表示されますので「デバイスマネージャー」をクリックします。
「Bluetooth」をクリックして一覧を表示し、Bluetoothデバイスの電源管理画面から「電力の節約のために、コンピュータでこのデバイスの電源をオフにできるようにする」のチェックを外して、OKボタンをクリックします。
これで、1つ目のBluetoothデバイス電源制御設定変更は完了です。次に2つ目のワイヤレスデバイスの電源制御設定変更です。
ワイヤレスデバイスの電源制御設定変更
「コントロールパネル」→「ハードウェアとサウンド」→「電源オプション」→「プラン設定の編集」→「詳細な電源設定の変更」画面を開きます。
省電力モードのリストを開いて、設定を最大パフォーマンスに変更します。
筆者のパソコン(Windows10)環境の場合は、この2つの電源制御設定変更で、接続が切れるという現象は発生しなくなりました。
しかし別の対策が必要な場合もあるようなので、不要な設定はすべて無効にしておきます。それが次のBluetoothネットワークの無効化です。
Bluetoothネットワーク無効化
Bluetoothマウスなどのデバイスをパソコンと1対1で接続するだけの場合は、このBluetoothネットワークは不要です。
ところが、何もしていない状態では有効状態になっていてこれが悪さをすることがあるようですので、これを無効化します。
「コントロールパネル」→「ネットワークとインターネット」→「ネットワークと共有センター」→「アダプターの設定の変更」を開きます。
「Bluetoothネットワーク接続」を右クリックして「無効にする」をクリックします。
この表示になったらBluetoothネットワークの無効化設定は完了です。
Windows10でBluetoothの接続が切れるまとめ
今回はスリープからの復帰時などにBluetoothデバイスとのリンク接続が切れて、パソコン(Windows10)を再起動しないと再接続できない!なんてときに使える対処法をご紹介しました!
Bluetooth接続のマウスだけではなく他のデバイス(オーディオ機器など)でも同様の対処法で解決できますので、ぜひ試してみてくださいね。
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