(cache)真壁刀義、師匠長州力を介錯し「オレの憧れた長州力で良かった」…6・26後楽園ホール : スポーツ報知

真壁刀義、師匠長州力を介錯し「オレの憧れた長州力で良かった」…6・26後楽園ホール

長州力にキングコングニーをお見舞いする真壁刀義(上)
長州力にキングコングニーをお見舞いする真壁刀義(上)

 “革命戦士”長州力(67)が26日、東京・後楽園ホールで行われた「POWER HALL2019~New Journey Begins」で引退した。

 引退試合で長州は、長年の盟友である越中詩郎(60)、最後の愛弟子石井智宏(43)と組んで、永遠のライバル藤波辰爾(65)、両膝人工関節設置手術から1年3か月ぶりの復帰戦となった武藤敬司(56)、かつて付け人を務めた真壁刀義(46)と対戦。真壁のキングコングニードロップ4連発で敗れた。

 長州を介錯した真壁は「当然だと思っているオレの中では。年代からしてもオレが取らないと意味がない。武藤さん、藤波さん大先輩出ているけど、そこでオレが取らないと意味がないと思っている」と胸を張った。上機嫌で話した真壁だが隣に座った武藤から「お前に託してよ。捨て身で託して外に出てからそこから長かったな、お前。息上がったよ。長過ぎてよ」と突っ込まれると「たまにはそういうこともあるってことでご容赦をご勘弁をお願いしたいなって思うんですけど…なんでオレが怒られないといけないの」と笑わせた。

 真壁は、若手時代に長州の付け人を務めたが、前回98年1月4日の東京ドームで行われた引退試合の「5人掛け」の相手には選ばれなかった。当時、心の底から出たかったことに触れながら今回は引退試合の相手に選ばれ「今回は、選ばれて当然だろうな。あの人から巣立った人間がどれだけ実力示してどれだけプロレス界で幅効かせているかそれがすべて」と明かした。

 その上でキングコングニーの連発に耐えた長州に「執念を感じた。今まで4発も5発も出したことない。執念感じたよ。レジェンドじゃないと出せない。ハートだよな。ただでやられねぇぞって長州力のカッコ良さがある」と革命戦士を絶賛。その思いは「プロレスラーにもそうだし、ファンの方にも夢を与えた。オレの憧れた長州力で良かった」とかみしめていた。 さらに「あの人の実績、功績すごいものがある」と評し「今だから言うけど、付け人に付いていてパワーホール聞くとゾクゾクっとなっていた。あの人の下に付いて若手時代を過ごしてプロレスとは何なのかプロレスラーとはなんたるものか。最初の最初から全部教わったから。良かったんじゃないの長州力に付いて全部教えてもらったから」と感謝していた。

 

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