BodySlide and Outfit Studioで、CBBE系からUNP系に変換する方法を明記します。
Vanilla➡CBBEは過去記事
BodySlideへの対応方法で記載しています。
今回自前のCBBE装備
Whiterun水泳部をUNP系体形の7Bへ変換してみます。
装備に付随しているBodyメッシュを削除します。
[File]➡[Load Reference]を選択します。
[Unified UNP]/[Unified UNP HDT] / [Unified Special]のどれかを選択します。
今回は[Unified UNP HDT]を選択します。
[Meshes]タブのReference以外のメッシュを全て選択し[Slider]➡[Conform Selected]を選択します。
各種スライダーに装備が追従する様になります。
ただ、大体メッシュが追従しきれないので、装備メッシュの増減を行い調整を行います。
Bodyがはみ出ている箇所のメッシュを調整しました。
コレを各スライダーで確認しながら、調整していきます。
UNP系の体形を選択します。今回は7Bオリジナルを選択します。
[7B High]のスライダー(7BのMax Weight)を右にずらします。
同様にメッシュの調整を行います。
[7B Low]のスライダー(7BのMin Weight)を右にずらし、同様にメッシュを調整します。
赤枠(下にも続く)の箇所が体形です。他の体形も使用したい場合は、目的の体形を1組(High&Low)以上選択して同様に体形を調整してください。
[Bones]タブを選択し、Weightコピーに必要なBoneを選択し、UNPBodyメッシュから衣装にWeightコピーします。(必要なら)
Weightコピーに慣れていない人は、大変な作業になる場合があります。(やらないって手段も有り)
Weightコピーは、Weightの塗り残しが発生する場合が有り、発生した場合は塗り残しの箇所に手動でWeightを塗る必要が在ります。
スカート系装備にWeightコピーする場合、足回り(Thigh,calf等)のWeightコピーはやらない方が良いかもしれません。
Weightコピーをし無い場合、この項目は要りません。
[Shape]➡[Copy Selected Weights]で、選択BoneのWeightコピーをします。
Bodyメッシュと同じような体系の場合は、デフォルト設定のまま[OK]で構いません。
装備下のBodyメッシュは、ゲームで見えないので削除します。(削除しなくても問題無し)
削除する事により、Bodyメッシュが服を突き破る事が少なく成ります。
Bodyメッシュを選択し、[Edit]➡[Show wireframe]を選びます。
メッシュがワイヤーフレーム表示されます。
アイコンのMaskを選択します。
残したいメッシュを塗ります。余裕を残して削除する様にしてください。ギリギリだとBodyの切れ目が、動作した時に見えてしまいます。
その後、[Slider]->[New Zap Slider]を選択してください。
スライダーに付ける名前を記入します。
一番下にスライダーが追加されました。
これを動かすと、マスクされていない部分が動きます。コレが削除されるメッシュになります。
[File]➡[Save Project AS...]を選択し、プロジェクトとして保存します。
後で自分で分かる様にファイル名を付けてください。
BodySlideの、[Outfit/Body]で、作成したProjectを選択します。
場合によっては、一旦BodySlideを再立ち上げする必要がであるかもしれません。
今回は、7B用の調整しかしていないので、[Preset]で[7B Original]を選択します。
作成したBodyメッシュを削除するチェックボックスをチェックします。
[preset][Outfit/Body]を変更すると、チェックが外れるので再度チェックしましょう
[Preveiw]ボタンを押下すると表示されます。
上部のスライダーを動かすと、Max時とMin時の状態が表示されます。
各種スライダーを動かし、好きな体系にします。
装備メッシュからbodyメッシュがはみ出しました。
再度OutfitStudioを起動します。
[File]➡[Load Project]を選択します。
先ほど作成したProjectを選択します。
読み込まれました。
色々スライダーを動かし調整していきます。
再度修正して[File]➡[Save Project]で保存します。
再度BodySlideで確認すると、今度は突き抜けていません。
[Build]ボタンでメッシュが、指定先に出力されます。
出力されたファイルをコンバート元と置き換えて、ゲーム中で確認してみましょう。