お笑いコンビ「極楽とんぼ」の加藤浩次(50)はMCを務める日本テレビ系「スッキリ」(月~金曜午前8時)でコメント。「吉本興業っていう会社の初動ミスもある」と自身の所属事務所を痛烈に批判した。
加藤は、入江は契約解消となったが「ほかの人間はお金をもらってないから全然大丈夫だろうと。『反省しなさいよ』という口頭の注意で終わった」とお粗末な初動を問題視。「『そこの調べは会社自体も甘いんじゃないか』と僕は会社の人間にも言いました。『ちゃんと調べてから出さないといけないよ』と」などと意見したという。
前日には田村亮から電話があったことも明かし、亮が当初、ギャラをもらっていないと主張していたことについて「ウソをついてすみませんでした。ウソをついた理由は保身です」と説明を受けたという。
「ハリセンボン」の近藤春菜(36)も同番組でこの問題に言及。「会社自体も保身に走った」と指摘し、涙ぐむ場面もあった。
春菜は宮迫らが処分を受けたことについて「お世話になっている先輩方ですし、自分がこうやってコメントすることに申し訳なく思います」としながらも「虚偽の説明をしたということに関して、とてもショックを受けました」と述べた。さらに「保身に走った一瞬の判断で、ここまで大きくなっていますし、その場で正直なことを言って謝っていれば」と残念そうに語った。
闇営業について「私自身の笑いを認めてくれて、正規のルートでお会いしてくれるってことが大事だと思う。裏でコソコソして笑いを届けるのは気持ちよくない。芸人はいま一度見つめ直す機会」と襟を正した。