トップ > 中日スポーツ > ドラゴンズ > ドラニュース一覧 > 6月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【ドラニュース】

ロドリゲス「感動」初お立ち台 ”掟破り”4連投も期待応えた

2019年6月24日 紙面から

中日-日本ハム ヒーローインタビューで笑顔を見せる(右から)ロドリゲス、高橋=ナゴヤドームで(小沢徹撮影)

写真

 開幕からフル回転を続ける左腕が、交流戦3連勝締めに貢献した。2点リードの8回に登板したロドリゲスだ。4番・中田から始まる厳しいイニングをキッチリと無失点に抑えて勝利を手繰り寄せると、試合後は感激の場面が待っていた。来日2年目で初めてお立ち台に呼ばれたのだ。

 「初めてのお立ち台で感動しています。とてもうれしいです」。満員の竜党から大歓声を浴びながら、満面に笑みを浮かべた。「特別な空間で全員が行けるわけではない。自分も立ちたいなと思っていた。ようやく今回立ててうれしいです」と心の底から喜んだ。

 チームトップ、リーグ3位となる36試合の登板で23ホールドを挙げる活躍をしているが、中継ぎ投手はなかなか呼ばれにくいのも現実。それでも、今季のチームで初の4連投となる奮闘で、ついにお呼びがかかった。

 就任以来、リリーフは3連投までを基本路線としていた与田監督にとっても、大きな決断だったはず。「非常に無理をさせてしまったと思うが、チームにとって彼の力が必要だった。明日から少し、いたわる時間ができるので」。24日から5日間試合がないことも考慮して送り出した指揮官の期待に、左腕も応えた。

 ロドリゲスは4連投だったことに「『やるぞ』という気持ちで球場に来ている。自分の役割が来たら4連投でも行く気持ちで準備していた」と話した。連日のトレーニングで強化するほか、最近はトレーナーの勧めで、ドーム内にある高圧酸素カプセルに入っている。「カプセルは元気がすごく回復する」。食事面では焼き肉が自分にとってのスタミナ食といい、「タン、ハラミ、ビビンバが好き!」と声を弾ませた。

 

この記事を印刷する

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ