【Toothpick】Happymodel Sailfly X 完全レビュー!⑤【大改造の失敗編】の続きです。
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・『【Toothpick】Happymodel Sailfly X 完全レビュー!①【Unbox & Check detail編】』
・『【Toothpick】Happymodel Sailfly X 完全レビュー!②【ブザー追加 & FCセッティング編】』
・『【Toothpick】Happymodel Sailfly X 完全レビュー!③【Maiden flight編】』
・『【Toothpick】Happymodel Sailfly X 完全レビュー!④【アーム骨折からの修復編】』
・『【Toothpick】Happymodel Sailfly X 完全レビュー!⑤【大改造の失敗編】』
※今回の改造で使用したFCについてはコチラの記事を御覧下さい。
・『Whoop/Toothpick用最新FCのクーポン情報【GEPRC GEP-12A&CrazybeeF4 Pro V2.1】』
GeekBuyingさんの御厚意で換装用のFCも無事届きましたので、早速Sailfly-Xの大改造を仕上げて行きたいと思います♪
◇ この記事の目次 ◇
パーツ配置など再考察
大まかなシステム自体は前回の改造でほぼ出来上がっておりますので、今回はFCの載せ替えと細かな調整作業ですね。先ずはフレームからキャノピー回りとFCを取っ払います。
モーター回りとボトムプレートのみのちょっとお恥ずかしいお姿。何かこの姿は情けない様で逞しくもある?w
と、ココで少し考えたのが…
一応、新しく用意したプラ製M2ネジもあるにはあるのですが、前回実際に折ってしまった強度的な問題と、この改造では少しキャノピーを底上げしたいのでもう少し長さが欲しいという事を考慮すると、他の代替プランは無いのかな~?とか。
そこで道具箱を漁ってみたところ、丁度良さ気なM2ネジがあるじゃ~ないですか。
実はコレ、以前予備パーツとして使うかな~?なんて購入したものの、今迄ほぼ使う事が無くお蔵入りになっていたR239フレームキットの中に入っていたFCタワー用の金属ネジ。こういう時に予備パーツって色々持っていると便利なのよね~♪
取りあえず4本ハメてみた。
結構良さ気だけど、フロントの奴は長過ぎるしもう少し短めのも探そうか?
まぁ色々考える前にネジの変更による重量増加についても気になるので量っておきますか。
プラネジ。軽過ぎて計測不能。
金属ネジ。
4本で1.6g。1本あたり0.4gの重量増加になるみたいっス。
そうと分かれば、重量の事を考えると出来るだけ金属ネジの使用箇所は減らした方が良いですよね。
取りあえずフロントの一本はキャノピーを支える事も無いのでプラネジにしておきます。(後部ももしかしたらプラネジで良いかも?)
このまま一旦仮組してパーツの配置に問題は無いか?確認して行きます。
予め用意していたバッテリーガード+ホルダーも組み込み。
ガチャガチャ作業している内にまた壊してしまわない様、壊れた方のFCのまま仮配置していきます。
当初、構想上はFCのマウント位置を底上げしてFCとボトムプレートの間にXM+受信機を搭載しようと思っていたのですが、構造上バッテリーホルダーと干渉してしまう為あまりその配置では宜しく無さそうです。結局、FCの上に受信機を配置する事に致します。(やっぱり実物で試してみないと分からんもんやなァ)
ネジを延長した事でキャノピーとFCとのクリアランスが十分取れるか?実際に仮組。
FCマウントの上に先程のR239フレームキットの中に入っているプラスチックのスペーサーを入れた事で、十分なクリアランスを確保出来る様です。(ココに来てイキナリ大活躍やん!>R239フレームキット)
パーツの再調整
今回は折角御用意して頂いたFCキットの中に丁度良さそうな配線パーツもあったので、コレを利用してカメラ&VTXの接続をしよう思います。
1.25mmピッチ/5PINのコネクタは他ではあまり使われる事が無いので(ワタクシの中では)貴重っス。まぁ途中でぶった切って使うんですけど。
コチラが前回の改造でキャノピー内に仕込んだFPVカメラとVTX。
もう少しキッチリ詰めたいですねぇ。
キャノピーの一カ所に穴を開ける事でVTXのアンテナ接合部を外に露出し、収まりを良く致しました。
画像じゃ分かり難いんですけど数ミリ位置が変わっただけで抜群のフィット感が出てるんです。
後は壊れたFCに接続してあった配線を切断して・・・
あ、緑の配線はSmartAudio用のコントロール線でまたFCにハンダ付けするので短くし過ぎない様に。
FCに付属のコネクタ付き配線のアサインを確認し、SmartAudio用の線だけはコネクタから抜いておきます。
※間違えない様にFC側のアサインにあっている側のコネクタは予め黒いインクでマークされてました。
キャノピー側の配線と接続して準備完了。
コレで配線も大分スッキリするハズ?
新FCへの入れ替え
さ~て仕上げの大仕事を始めましょうか。
ココで新たに用意した『Crazybee F4 PRO V2.1』の御登場。
今回はFC内蔵の受信機を使う事は無いので、邪魔なアンテナを撤去してしまいましょう。
重量と言うよりスペース的な問題で邪魔な配線は極力無くしておきたかったんです。
バッテリーケーブルを壊れたFCから移植。
XM+受信機の電源取り出し場所も確認。(左下に見えている4つ並んだパッド)
この位置から5Vの電源が取り出せます。
元々はLED Strip用に用意されたパッドらしい?(未確認)
XM+受信機のSBUS信号線はInvertedのRXへ。
ポート的にはUART1になります。(何故ココに?な理由については前回の記事を御参照下さい)
取りあえずちょっと仮組。
前回の改造と比べ、今回はコネクタ式にした事により配線が大分シンプルになって良さ気♪
VTX/SmartAudio用の信号線も接続。
ふ~、あともうチョイ!
次はCrazybee F4 Pro V2.1上、”ハンダ付け最大の難関”とも言われているブザーの取り付け。
ん!? 何かパッドの位置が・・・て言うか、パーツの配置変わってない!?!?
何方も同じCrazybee F4 Pro V2.1ですが、左が元々搭載されていた物で右が今回用意した物。
(ココで例のこち亀画像を使いたいところ) ブザーパッド周辺のコンデンサ?抵抗?の位置が変わってます。
まぁ何方にしろ狭いんですけど頑張ってハンダ付け完了。
※あ、前回の記事の通りこの画像は配線色逆になっているので注意!ブザー側の配線を直すのが面倒だったのでこのまま再利用しました。
ハンダ付けが終わったらアセテートテープで絶縁/保護。
配線作業もコレでおしまい~。
受信機のアンテナはBINDボタンと反対側から出したかったのでこんな形でヒートシュリンクしました。
BINDボタンはキャノピー搭載後でも押せる様にこの配置じゃ無いとダメなの。
FCの放熱の事を考えると少しでもクリアランスが欲しい為、厚めの両面テープを重ねて受信機の片側に貼り付けます。
CPU部分に直接密着させない為の苦肉の策。
こんな形で収めちゃる。
兎に角スペースに全く余裕は無いから、パズルの様に組み込むしかない。
キャノピーを閉める前に一応(通電)動作確認。
このFCはUSB接続だけで確認出来るから楽チンです。全パーツ問題無く動いている様ですね。
完成
そんなこんなで大変手間と時間が掛かってしまいましたが、コレで遂にSailfly-X改パーフェクトバージョンの完成です!!
モーター配線もキレイにアセテートテープでフレームに固定。
最後に体重も量っておきますか。
3Sバッテリー(約25g)装着済みで約75g。まぁ~イケるか?
後は元のdiff allをFCにCLIで書き込み、BLHELIでモーターの回転方向を合わせて全ての作業が完了。屋内でテストホバリングしてみましたけど特に問題は無かったので、後日屋外でテストフライトを行いたいと思います♪
いや~疲れた。
よろしくどうぞ~
Source: drone4