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【芸能・社会】

宮迫博之ら11人を謹慎処分に 「闇営業」金銭受け取っていた

2019年6月24日 19時7分

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 お金もらってた―。「雨上がり決死隊」の宮迫博之(49)ら吉本興業所属のお笑いタレントが、反社会勢力のパーティーに会社を通さずに出席する“闇営業”をした問題で、同社は24日、宮迫ら11人を当面の間、謹慎処分とした。宮迫らは同社を通じてコメントを発表し、ギャラを受け取っていたことも認め謝罪した。

 この問題は今月7日発売の写真誌「フライデー」の報道で発覚。同誌によると、2014年12月に振り込め詐欺集団が開催した忘年会に、「カラテカ」の入江慎也(42)の誘いで宮迫や「ロンドンブーツ1号2号」の田村亮(47)らが出席した。入江は4日付で吉本との契約を解消され、同時に宮迫らは厳重注意を受けた。

 吉本はその後、複数回にわたり忘年会出席者にヒアリングを行い、各自の記憶の整理、確認を丁寧に行った結果「反社会的勢力主催の会合であるとの認識はなく、また、報じられていたような金額ではありませんでしたが、会合への参加により一定の金銭を受領していたことが認められました」として処分を決めた。

 宮迫はこれまで金銭の授受を否定してきたが「間接的ではありますが、金銭を受領していたことを深く反省しております」とコメント。吉本側は忘年会が5年前のことで「記憶があいまいだった」と説明。宮迫は100万円を受け取ったという報道もあったが、吉本側は「そのような高額ではない」と否定した。宮迫は「相手が反社会的勢力だったということは、今回の報道で初めて知ったことであり、断じてつながっていたという事実はない」と主張した。

 田村もギャラを受け取ったことを認め「自分の都合のいいように考えてしまい、世間の皆さまに虚偽の説明をしてしまったことを謝罪させていただきます」とした上で「世間の方々、番組スタッフ、関係者、吉本興業、先輩方、そして(相方の)淳を裏切ってしまったことは謝っても謝り切れないです」としている。

 物まねでブレークした「ガリットチュウ」の福島善成(41)はギャラについて「悪いことをして集められたお金とは知らず、生活費にあてました」と告白した。

 

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